どうも。

競輪戦線管理人のボクです。

みなさんは競輪選手同士の殴り合いを目の当たりにしたことがあるでしょうか？

現在、2300人以上の競輪選手が日本競輪選手会に在籍。

これだけの選手が毎日しのぎを削り合り、熱い戦いが繰り広げられています。

そんな競輪は人と人で争われる競技。

勝つために必死になるあまり、時には取っ組み合いになることもあるでしょう。

ということで、今回は競輪選手同士の殴り合いについて徹底調査しました。

殴り合いになる原因・処罰なども合わせてご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

競輪は時として殴り合いに発展する競技

競輪は勝利すればするほど賞金が増え、収入も増えるという実力主義の競技です。

また、他の公営競技とは異なり、人力のみで1着を争うため、個人の能力に依存。

時には他の選手と接触するような激しい争いをしながら、誰よりも早くゴールすることを目指してレースに出続けています。

ただ、接触がきっかけで、選手同士の喧嘩やトラブルが実際には起こっており、時には殴り合いになるケースも。

少しでも多くの勝ち星を積み重ねたい競輪選手にとって、避けては通れない道なのかもしれません。

競輪で殴り合いをした選手に対する処罰

競輪選手同士が殴り合いに発展した場合の処罰はどうなるのか。

競輪の競技規則を調査したところ「暴力・暴行」に関する規定はありませんでした。

したがって、選手間で発生した暴力行為については、一般的な法律に基づいで処罰されるということでしょう。

競輪学校での殴り合いは罰則の対象

競輪選手の資格を取得するには、日本競輪学校に入学して、競輪選手に必要な知識や技術を学ぶことが必須。

そして、競輪学校に入学したら女子も男子も全員、同じ施設内で寮生活をすることになります。

在籍中は厳しいルールが設けられており、法律に反する行為はもちろんですが、喫煙や飲酒なども禁止。

当然「暴力」に関する罰則もしっかりと設けています。

仮に暴力沙汰を起こせば、厳重注意だけでなく、最悪の場合は退学処分になることも。

これまでに、競輪学校で暴力事件を起こし、退学処分になった選手を耳にしたことがないので、しっかりと秩序は保たれているのでしょう。

競輪選手同士が殴り合いに発展する5つの原因

暴力は歴とした犯罪行為であり、どのような理由であれ、決して許されないもの。

ただ、個人と個人が競い合う競技の競輪にとって、勝利を追求しすぎるあまりに、熱くなってしまうシーンが見受けられます。

プロとしてのフェアプレーの精神が備わっている選手達ですが、時には理性が抑えられない場面もあるでしょう。

そこで、競輪選手同士が殴り合いに発展してしまう原因5つをご紹介します。

選手同士が不仲

普段、レース会場で競っているところやインタビュー、各種SNSでしか見ない競輪選手。

仲睦まじい様子もたくさん目にしますが、その裏で不仲の事実もあるようですね。

競輪選手は人ですので、好き嫌いがあるのは仕方がありません。

当然、仲の悪い選手同士での喧嘩やトラブル、殴り合いに至るケースも考えられるでしょう。

ラインの裏切り

あくまで競輪は個人競技ですが、選手同士で協力し合う「ライン」と呼ばれるチームを組むことがあります。

ライン内で互いの強みが活きるよう協力し合う競輪選手ですが、もちろん最終的には1着になることが目標。

そのため、レースの展開によっては、裏切りが起こります。

ただ、そのような裏切りをしている選手は後々ラインを組むことを拒まれるでしょう。

ラインが組めなくなれば、その後のレースを単独で行う必要があり、レースを優位に運べなくなります。

したがって、ラインの裏切り行為は基本的には起こりませんが、トラブルの火種にはなり得るでしょう。

トラブルメーカー

競輪の見どころの一つが「競り」。

選手同士が激しくぶつかり合い、位置を奪い合うシーンは競輪の花形となっています。

激しい競りは主に、先行選手のすぐ後ろに付く、追い込み型の選手に多い傾向。

時には、頭突き・中割りとあらゆる手法で別線の巻き返しを許さず、得意な位置や形をキープします。

その位置取りを巡り激しい争いが怒るため、落車や失格もしばしば。

落車や失格となれば、賞金・昇格に響いてくるため、選手同士もかなりシビアになります。

問題児

縦社会と言われている競輪選手には、我々が理解出来ない暗黙の決まりがあり、それを破ってしまうことでトラブル・殴り合いになってしまうことが多いそうです。

レース内外で度々トラブルを起こす「問題児」にならないよう、先輩や師匠がしっかり指導していかなければなりません。

少なくとも選手達は、厳しい規則を設けられた競輪学校を卒業しているため、問題行動ばかり起こすという選手はいないでしょう。

落車

競輪において避けては通れないもの……「落車」です。

複数人で走ると予想外の動きが起きたりして、どうやっても避けようがないという時も。

また、賞金額が高額になればなるほど、選手達も熱くなり、落車が発生しやすくなります。

落車事故の原因を作った選手は競技規則に抵触するしないに関わらず、怪我をした選手の見舞いや謝罪に直行。

勝負事なので仕方ないと許す選手が多いですが、裏で口喧嘩をしている選手もいるらしいです。

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競輪選手同士で仲の悪い選手はいる？

競輪選手同士が殴り合いに発展してしまう要因は様々ですが、時に危険なレースになりますし、選手人口も多いため人間関係も色々あるようですね。

そのため、様々な不仲が噂されている競輪選手がいることも事実。

では、実際に仲が悪い選手はいるのでしょうか。

3つの事案をご紹介します。

木暮安由選手と諸橋愛選手

この不仲説はご存じの方も多いのではないでしょうか。

諸橋愛選手と木暮安由選手です。

不仲のきっかけとなったレースは、2017年7月29日に弥彦競輪で開催されたふるさとカップ【G3】。

吉田拓矢選手の番手を巡った話し合いが発端です。

前日のレースで勝ち上がった木暮安由選手は「ここは主張させてもらう」と吉田拓矢選手の番手を宣言。

しかし、諸橋愛選手も迷うことなく「ここは譲れない」と同じく番手を主張しました。

殴り合いや喧嘩には至らなかったものの、本来チームであるべきラインが崩壊。

諸橋愛選手、木暮安由選手、吉田拓矢選手共に、着外となる散々な結果となりました。

競輪のラインは共にレースを優位に運ぶために組まれる、いわば「絆」のようなもの。

それが、崩壊してしまったのであれば、至極当然の結果かもしれませんね。

その後、ラインの大切さに気づいた両選手は、平原康多選手が気を回してくれたこともあり、豊橋競輪場で開催されたSPR賞で和解。

しっかりと関係は修復されたようです。

小原佑太選手と寺崎浩平選手

同じナショナルチームに所属している小原佑太選手と寺崎浩平選手。

そのため仲が良いと思われていたようですが、実は不仲という噂が立ちました。

その原因は、寺崎浩平選手のインタビューです。

寺崎浩平選手はインタビューで「ヤンググランプリについて、小原選手と何か話はされましたか？」と聞かれた際、以下のように答えました。

ほとんど話してないですね。「ヤンググランプリで当たるからよろしく」くらいしか話していないような……。-寺崎浩平選手のインタビュー引用-

お互いにあまり会話することがないようです。

しかし、これは不仲というわけではなく、意識し合うライバル関係だからとのこと。

競輪選手として成長するために切磋琢磨するのは必要なことです。

それを犬猿の仲とらえてしまい不仲説が出たということですね！

中山拓人選手と高本和也選手

中山拓人選手と高本和也選手は、辛い競輪学校生活を共に乗り越えた同期。

切磋琢磨してきた仲の良い選手のような気がしますが、仲が悪いという噂が立っていたのです。

その原因は、立川競輪の決勝前に取られた一枚の写真でした。

な、なんと殴り合い！？

ではなく、互いに相手の顔の前で拳を交えるポーズで写真を撮っただけのことでした。

実際に、殴り合いやトラブルに発展したわけではなく、写真のポーズが殴り合いに見えただけのようですね。

競輪選手の殴り合いまとめ

今回は、競輪選手同士の殴り合いについてご紹介しました。

今のところ大々的な暴力事件や殴り合いはありませんが、トラブルに発展するケースは数多くあるため、油断はできません。

競輪史に残る最悪な事例が今後も起きないことを祈るばかりです。

そして、この記事の最後までお付き合い頂いたみなさんには、暴力級に稼げる管理人とっておきの裏技をご紹介します。

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