競輪グランプリ1日目のメインレースとして開催されるヤンググランプリ2024。

デビューから3年以内かつ成績優秀な選手のみが出場を許されます。

ただ、実績の少ない新人選手は、実力が判断しにくく、予想を当てるのは困難。

そこで、ヤンググランプリの過去の傾向から予想ポイントや優勝候補を徹底解説します。

記事後半には大会概要や出場選手一覧・並び予想も記載するので、ぜひ最後までご覧ください。

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ヤンググランプリ2024で当たる予想は？AI・予想サイト・プロ予想を調査！

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ヤンググランプリ2024を管理人が予想

過去の傾向や出走表などのデータを基に、競輪歴20年の管理人自ら予想しました。

出典：静岡競輪公式

合計点数は、3連単フォーメーション10点です。

買い目の中心は、同期の中で一番にS級1班に昇格した中野慎詞選手と、昨年優勝の太田海也選手。

今回は同期のみでの戦いとなる中、この2名は競走得点も高く、実力は頭1つ抜けています。

相手は、競輪場との相性が良い大川剛選手と、競輪学校から優れた成績を残し続けている真鍋智寛・東矢圭吾選手の3名。

ヤンググランプリは、後方の選手が勝ちやすい傾向があり、3選手とも番手につくので、車券に絡む可能性が高いです。

ぜひ参考にしてください。

ヤンググランプリ【2024】の予想ポイントを徹底解説！

それでは、本題のヤンググランプリ【2024】の予想ポイントを解説します。

今回は、過去10年分のデータや競輪場の特徴を踏まえ、予想ポイントを7つご紹介します。

• 階級の高い選手が優勝した回数が多い
• 差しを得意とする選手に注目
• BHをとった選手は勝ちにくい
• 競輪学校での成績優秀者が勝ちやすい
• 内枠の勝率が高い
• レースは荒れやすい
• 風の影響を受けやすい

上記ポイントを1つでも多く頭に入れておけば、勝率が上がること間違いなし。

選手も絞りやすくなるので、ぜひ参考にしてください。

階級の高い選手が優勝した回数が多い

競輪は、レースのルールや条件によって、同じ地区や同じ階級の選手が何度も優勝することがあります。

そこで、ヤンググランプリの歴代優勝者にはどのような傾向があるのか、確認してみましょう。

※過去10回大会の優勝者

過去10回大会を見ると、開催地の地元選手が優勝する傾向はありません。

そのため、選手の所属地域は考えなくて良いです。

続いて、階級を見ると、10回中7回もS級1班の選手が優勝しています。

ほとんどのレースが階級の高い選手で決着しているので、階級を重視するようにしましょう。

今年出場する選手の内、S級1班の選手は以下4名。

中でも中野慎詞選手は、他の3名より1年前に昇格しています。

デビューからかなりの好成績を残してきているので、軸選びに迷った際は中野慎詞選手を選びましょう。

差しを得意とする選手に注目

決まり手の傾向を掴むことで、より簡単に買い目に入れる選手を選べます。

そこで、過去のヤンググランプリは、どの決まり手で決着したレースが多いのか見ていきましょう。

※過去10回大会を基に分析

1着決まり手で最も多いのは、差しで7回。

そのため、後方から仕掛ける選手が勝ちやすいことが分かります。

2着決まり手を見ても、捲りや差しが多いので、後方ラインや番手選手が車券に絡みやすいと覚えておきましょう。

加えて、今年の開催場となる静岡競輪場のS級戦の決まり手も、捲り・差しの割合が高いです。

逃げで決まる確率がかなり低いので、先行選手は不利な状況になりやすいことが分かります。

よって、差し・捲りの得意な選手や番手選手を中心に買い目を作ると良いでしょう。

新人選手は自力として走ることが多いので、逃げの割合が多いですが、その中でも追い込みを得意としているのは上記5名。

特に大川剛選手は、捲りの割合が一番多いうえ番手につくので、後方から攻め車券に絡む可能性が高いです。

BHをとった選手は勝ちにくい

決まり手と同様、BHをとった選手の結果に偏りがあれば、より選手を絞りやすくなります。

そこで、BHをとった選手の着順を調査しました。

一般的にBをとった選手の3連対率は7割近くありますが、過去のヤンググランプリは10％。

そのため、先行して逃げ切り体制に入った選手は、最後の直線で差される可能性が高いです。

加えて、Hをとった選手が車券に絡んだ回数も、10回中たったの2回。

よって、買い目を絞りたい場合は、B回数トップの村田祐樹選手・H回数トップの後藤大輝を選択肢から外しましょう。

競輪学校での成績優秀者が勝ちやすい

ヤンググランプリに出場する選手は、ルーキーのため、現在の競走得点や人気だけで判断するのはとても難しいです。

そこで、競輪学校での成績を調査したところ、成績優秀者がヤンググランプリを制す傾向があると分かりました。

※過去10回大会を基に分析

過去10年のヤンググランプリは、競輪学校の成績10位以内の選手が優勝しています。

というのも、ヤンググランプリに出場するのはデビューから3年以内の選手。

まだまだプロとしての経歴は浅く、飛び抜けて力をつけた選手はあまりいません。

そのため、競輪学校の成績がそのままレースに反映される可能性が高いです。

ヤンググランプリ2024に出場する選手の中で、競輪学校の成績10位以内の選手は5名。

去年優勝した太田海也選手と同期で、競輪学校の成績1位の中野慎詞選手に注目。

デビュー後、S級1班に上がるタイミングも早かったため、実力は頭1つ抜けています。

内枠の勝率が高い

車番別の勝率が分かれば、より選手を絞りやすくなります。

そこで、過去のレース結果から、車番別の成績も調べてみました。

※過去10回大会を基に分析

最も優勝回数が多いのは、2番車で3回。

続いて、全体を見ると、1〜4番車が車券に絡みやすいことが分かるので、選手選びに迷った際は内枠の選手の優先度を上げてください。

ちなみに、8番車のみ車券に絡んだことがないので、8番車に配置される山口他聞選手は買い目から外しておきましょう。

レースは荒れやすい

ヤンググランプリは、実力トップクラスの選手同士の戦いのため、混戦となることが多く、荒れやすいです。

※過去10回大会を基に分析

2019,20年以外は全て万車券となっています。

中には40万車券となったこともあるため、かなり荒れやすい傾向があると言えるでしょう。

ただ、100番人気以下決着のレースを見ると、2車単・2連複が上位人気決着となることも。

そのため、勝負する際は「2車‐2車‐全」などの軸固定流し買いがおすすめです。

風の影響を受けやすい

降水量を見ると、ヤンググランプリの開催日である12月は、最も雨が降らない月なので、気にしなくて良いでしょう。

一方、駿河湾の近くに立地していることから、海から吹き込む風の影響を受けます。

風向きは、ホーム・バックともに向かい風となるので、風が強い日は先行選手が不利。

ヤンググランプリは、追い込み選手が勝ちやすい傾向があるので、風速5m/s以上の日は、先行選手が勝つ確率はかなり低くなると言えるでしょう。

その他、より静岡競輪場の特徴を知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。

ヤンググランプリ【2024】の優勝候補

過去のレース傾向や競輪場の特徴を踏まえ、優勝する可能性が高い注目選手3名を選びました。

管理人の独断と偏見によるものですが、買い目作成に迷った際は、ぜひ参考にしてみてください。

それでは優勝候補を、詳しくご紹介します。

優勝候補1：中野慎詞

選考順位1位で2年連続の出場を決めた中野慎詞選手。

今年は、競輪祭で新人ながら準決勝に進むなど、圧倒的な活躍を見せました。

加えて、パリオリンピックで16年ぶりの日本勢の決勝進出を決めるほど、スピードや加速力は出場選手の中でも頭1つ抜けています。

10月から競走得点を5点上げており、調子も右肩上がりのため、今年は念願の優勝を果たす可能性が高いです。

優勝候補2：大川剛

デビューから特別昇格を繰り返し、いち早くS級1班に昇格した大川剛選手。

今年は、優勝はないものの、安定して車券に絡み続け競走得点をキープし、出場を決めました。

加えて、出場選手の内、最も追い込みが得意なため、大会や競輪場との相性は抜群。

番手から仕掛けて、最後の直線でスピードに乗れば、1着をとるでしょう。

優勝候補3：太田海也

去年のヤンググランプリの覇者である太田海也選手。

出場選手の内、競走得点も2番目に高く、安定した走りを続けています。

加えて、前走のひろしまピースカップ(G3)では、決勝に進出し、圧倒的な先行力でラインを引っ張る活躍を見せました。

前回のヤンググランプリの優勝経験も活かし、1着争いに絡むことは間違いないでしょう。

ヤンググランプリ【2024】の概要

最後に、今大会の概要を紹介します。

日程や優勝賞金などを1つずつ詳しく説明するので、ぜひ参考にしてください。

ヤンググランプリ2024は、例年通り、初日の11Rで開催。

先行型の新人選手のみの大会なので、序盤から終盤まで展開が動き続ける混戦が予想されます。

賞金は500万円

今年のヤンググランプリは去年よりも30万円優勝賞金が増え、800万円。

もちろん、優勝賞金だけではなく2位以下の賞金も高いです。

特別競輪の優勝経験が少ない若手選手にとって、500万円は多額の賞金。

ヤンググランプリを皮切りに、将来的に賞金ランキングにランクインすることも期待できます。

選考基準はG1の成績と獲得賞金による

主な選考方法は、階級と競走得点。

新人かつS級に昇格している選手と、今年の成績が良い選手が出場します。

今年の選考順位上位選手は以下の通り。

• 1位：中野慎詞
• 2位：太田海也
• 3位：村田祐樹
• 4位：真鍋智寛
• 5位：後藤大輝
• 6位：大川剛
• 7位：東矢圭吾

選考順位が高いほど、競争得点が高く、今年の成績が良い選手です。

そのため、上位ほど、安定した走りを見せてくれるでしょう。

出場選手と並び予想

ヤンググランプリ2024の出場選手は以下の通り。

車番で注目は2番車の太田海也選手。

過去のヤンググランプリで最も優勝回数の多い車番に、前回優勝者が配置されたため、活躍する可能性が高いでしょう。

続いて、並び予想は、2車ライン4つと単騎1車の細切れ戦です。

注目は、北日本ラインの①⑥。

競走得点が高くスピードのある中野選手が、有利な位置をキープしつつ、捲りの得意な大川選手が後半に仕掛け、2人とも車券に絡む可能性も十分です。

ヤンググランプリ【2024】のまとめ

今回は、ヤンググランプリ2024の予想に関する情報をご紹介しました。

予想のコツや優勝候補を参考にして、ヤンググランプリ2024を攻略しましょう！

また、グランプリ問わず稼ぎたい方は、直近の戦績をまとめた上で厳選した競輪予想サイトおすすめランキングも合わせてチェックしてみてください。