競輪のB(バック)回数が多い選手は勝ちやすい?B・H・Sについて徹底解説!
競輪の出走表に記載されてあるB・H・S。
意外と見逃していることが多く、意味や見るべきポイントが分からないという方もいるのではないでしょうか。
ただ、B・H・Sを知れば、より深く競輪について知ることができ、予想精度も一段階上がります。
そこで今回は、B・H・Sについて徹底解説!
意味や見方などを含め、予想に活かすためのポイントや注意点もまとめたので、ぜひ参考にしてください。
目次
競輪のB・H・Sとは?
競輪のB・H・Sは、とある地点で先頭にいた数を表しています。
- B(バック)とは半周地点を先頭で通過した数
- H(ホーム)とは残り1周地点を先頭で通過した数
- S(スタート)とはスタート後に先頭誘導員の後ろについた数
B・H・Sとはそれぞれどういう意味なのか、B・H・Sをとればどうなるのか、詳しく説明します。
B(バック)とは残り半周地点を先頭で通過した数
競輪のバック(B)とは、最終周のバックストレッチラインを先頭で通過することを指す用語。
つまり、バックをとるということは、ゴールまで残り半周地点で先頭をとったということになります。
出走表には、赤枠部分に直近4ヶ月でバックを取った回数(赤字が最も多い青字が次に多い)が記載されています。
バックを取るということは、最もゴールに近い場所で先頭を取るということなので、終盤戦で有利な位置でレースを進めることが可能です。
そのため、バック回数が多い選手は、自ずと車券に絡みやすいとされています。
ただし、脚力がなければ失速してしまうことも少なくないので、選手のスタミナとバック回数の双方を加味して活躍するかどうか考えてください。
H(ホーム)とは残り1周地点を先頭で通過した数
競輪のホーム(H)とは、ホームストレッチラインを最終周回に先頭で通過することを指します。
つまりホームをとるということは、ゴールまで残り1周地点で先頭をとったということ。
残り1周地点は先頭誘導員がコースから外れライン同士の争いが激化するタイミングなので、ホームをとればその争いに巻き込まれず自分のペースで走ることが出来ます。
ただ、風の影響を受けやすいのでスタミナ切れをしないかが勝負の分かれ目です。
残り1周地点でどのラインが先頭を狙うかの判断が出来るため、早めに仕掛けるラインを見極めることが出来ます。
S(スタート)とはスタート後に先頭誘導員の後ろについた数
競輪のスタート(S)とは、スタート後に先頭誘導員の後ろにつくことを指します。
選手は先頭誘導員より先に進めないので、スタートをとったということは、出場選手の中で最も先頭で抜け出したということにもなります。
そのため、スタートを取るメリットは、序盤から自分のペースでレースを進められるようになることです。
ただ、競輪はゴール前で最も激しい戦いが繰り広げられるため、スタートをとったから勝つとは限りません。
よって、競輪で勝負する際は、SよりもBやHを重視する方が多いです。
競輪のB・H・Sが多い選手の走りの特徴
B・H・Sを見れば、選手がどのような走りをするかわかります。
- バックが多い選手は捲り狙い
- ホームが多い選手は逃げ狙い
- スタートが多い選手は捲り・差し狙い
選手の特徴は、展開を読む際にも重要な要素。
詳しく説明するので、ぜひ参考にしてください。
バックが多い選手は捲り狙い
バックが多い選手は、捲りを狙うことが多いです。
捲りは残り半周地点で仕掛ける決まり手。
つまり、残り半周地点を先頭で走った回数を表すバック回数が多くなります。
上記レースは、唯一の3選手ラインかつ競走得点の高い選手がいる①④⑦ラインが飛び抜けて強いです。
さらに、ラインが長いので、一度先行すれば、他のラインが抜くことも難しくなるでしょう。
そのため、レース序盤から先頭で有利な位置で走り続ければ、かなり勝機があります。
しかし、B回数が最も多い1番車は、序盤は後ろで走り、残り半周付近で仕掛けました。
バックは取れなかったものの、その後すぐに先頭に出て、そのまま捲りで決着。
よって、Bが多くラインの先頭を走る選手は、捲りを狙う可能性が高いと頭に入れておいてください。
ただ、BHともに多い選手は注意が必要。
残り1周地点から先頭を走っていることになるので、この場合は捲りではなく逃げを狙う選手だと頭に入れておきましょう。
ホームが多い選手は逃げ狙い
ホームが多い選手は、逃げを狙うことが多いです。
逃げは残り1周地点で仕掛ける決まり手。
つまり、残り1周地点を先頭で走った回数を表すホーム回数が多くなります。
上記レースは、競走得点の高い選手が、2つのラインに分かれているため、実力が飛び抜けているラインはありません。
そのため、序盤から足を使って先行してしまうと、足をためていた他のラインに抜かされる可能性が高くなります。
しかし、H回数が多い7番車は、残り1周地点前に足を使って先頭に出ました。
そのまま先行体制に入ると・・・
そのままバックもとり、逃げ切ってゴール。
よって、Hが多い選手、特にBよりもHが多い選手は、逃げを狙う可能性が高いです。
ただ、残り1周地点で前に出て、一旦引いてから仕掛ける可能性もあるので、決まり手も同時に確認する必要があります。
Hが多く、逃げの回数も多い選手は逃げ狙いと判断しましょう。
スタートが多い選手は捲り・差し狙い
スタートが多い選手は、捲りや差しを狙うことが多いです。
捲りや差しは後半まで足をためることが重要。
そのためスタートをとって有利な位置につき、自分のペースで走ろうとします。
上記のレースは「①④‐②⑦⑤−③‐⑥」という並び予想のため、①④ラインがスタート後に先頭にたつ可能性が高いです。
さらに、1,4番車はどちらも後方からの仕掛けを得意とする選手のため、足をためるために、序盤は先頭で走りたい気持ちがあるでしょう。
しかし、レースが始まると、Sが多い7番車がいる②⑦⑤ラインがスタートを奪取。
そのまま、先頭誘導員の後ろで足をためると、中盤に一度後方に下がり、7番車が最後の直線で一気に仕掛けました。
序盤から有利な位置をキープした、7番車が最後の直線で差しを決めました。
よって、Sが多い選手は差しや捲りなど後方からの仕掛けを狙うと考えておきましょう。
ただ、脚力に自信がある選手は、スタートをとって先行突っ張りをする可能性もあるので、選手の脚質も合わせて見ておいてください。
Sが多くても脚質が逃げの選手は、序盤から終盤まで先頭で逃げようとする先行型の選手です。
競輪のB・H・Sを予想に活かすポイント
競輪のB・H・Sを予想に活かすために、以下のポイントを頭に入れておきましょう。
- Bを最も重視する
- Sは予想の参考にならない
- みなし直線や周長が長い競輪場では参考にしすぎない
上記のポイントを理解しておけば、より正確に展開を予想することが出来ます。
1つずつ詳しく説明するので、ぜひ参考にしてください。
Bを最も重視する
BはBHSの中で、最もゴールに近い位置で先頭を走った回数のため、着順に大きな影響を与えます。
Bをとれば、後半戦を有利に進められるので、車券に絡みやすいです。
全レース数 | 車券に絡んだ数 | 3連対率 |
---|---|---|
12レース | 9レース | 75% |
※6月5日に開催された大垣競輪(F1)でバックを取った選手の成績
7割以上もバックを取った選手が車券に絡んでいます。
ちなみに1着となったレースは、全部で7レース。
B回数が多い選手は、バックを取る可能性も高いので、同時に車券に絡む可能性も高くなります。
競走得点が高く実力のある選手でバック回数が多い選手は、買い目の軸として選んで良いでしょう。
Sは予想の参考にならない
Sをとるかどうかは、選手の当日の体調や狙い・タイプによって異なるので、予想に活かすのは難しいです。
さらに、競輪は終盤戦で展開が大きく変わる競技。
BHに比べてSをとったかどうかは後のレースにあまり影響を与えることはないです。
S回数で分かるのは、スタート後のラインの並びくらいと捉えておいて問題はないでしょう。
よって競輪で予想をする際は、S回数を重視する必要はありません。
みなし直線や周長が長い競輪場では参考にしすぎない
BHSは、みなし直線・周長が長い競輪場では、あまり参考になりません。
その理由は、残り半周地点からゴールまでが長く、B以降も大きく展開が変わるため。
よって、以下の競輪場ではBHSはあまり重視しないようにしましょう。
競輪場名 | 特徴 |
---|---|
大宮競輪場 | 周長500m |
宇都宮競輪場 | 周長500m |
高知競輪場 | 周長500m |
武雄競輪場 | 400mバンクの中でみなし直線が最も長い |
弥彦競輪場 | 400mバンクの中でみなし直線が2番目に長い |
四日市競輪場 | 400mバンクの中でみなし直線が3番目に長い |
上記競輪場では、B回数が多くても、後方の選手に差されて負けることが多いです。
そのため、競走得点やラインの強さを重視して買い目を作りましょう。
競輪のB・H・Sに関する専門用語
最後にB・H・Sに関する専門用語をまとめておきます。
B・H・Sについて深く知りたい方や、競輪初心者の方は、以下を参考にしてください。
用語 | 意味 |
---|---|
バック回数 | バックをとった回数(ホーム回数・スタート回数も同様)。 |
バック数 | バック回数と同意味(ホーム数・スタート回数も同様)。 |
バックをとる | 最終周のバックストレッチラインを先頭で通過すること。 |
ホームをとる | 最終周のホームストレッチラインを先頭で通過すること。 |
スタートをとる | スタート後に先頭誘導員の後ろにつくこと。 |
ホームストレッチライン | スタート・ゴールの位置を表す線。別名「決勝線」。 |
バックストレッチライン | 決勝線からちょうど半周の位置に引いてある線。 |
バックを踏む | スピードを落とすこと。選手はペダルを逆回転させるような感じでスピードを落とす。 |
先頭手当 | ホーム・ストレッチライン及びバック・ストレッチラインを先頭で通過した選手に与えられる手当。 |
出走表のB・H・Sは回数を表すので、BHS回数・BHS数と同じ意味です。
混在することもあるので、頭に入れておきましょう。
競輪のB・H・Sまとめ
競輪のB・H・Sは、細かい展開を予想する際に参考になります。
ただ、予想をする際にそこまで細かく予想をする手間が面倒と言う方もいるでしょう。
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戦績 | 6戦4勝2負 |
---|---|
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