競輪は、屋外で行われる競技のため、天候の影響を大きく受けます。

そのため、雨が降った日は普段と違うレース展開になり、傾向を把握していなければ勝つことは出来ません。

そこで今回は、競輪で雨が降った日の影響を徹底解説！

雨がレースへ及ぼす影響・レース傾向・おすすめな競輪場・強い選手をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

競輪の雨の日に強い予想を調査【集計期間：7月1日~7月31日】

雨の日は、数十を超える要素が複雑に絡み合い展開に影響を及ぼします。

そのため、自身で結果を残すのは非常に困難。

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ということで、直近の雨のレースにおいて結果を残している予想屋を調査しました。

調査した100以上の人物・サイトの中で、結果を残せたのは上記6名。

中でも、「競輪インパクト」と「競輪神風」は、他とは一線を画する結果を残すことに成功しました。

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競輪は雨が降ってもレースが中止になることはほぼない

競輪は、一部の競輪場を除き屋外で行われる競技ですが、雨で中止になることはほぼありません。

なぜなら、多少の悪天候だとしても競技が成り立つからです。

さらに、中止してしまうと、日程調整や番組を再編成しなければいけません。

日程や番組を再編成するにはかなりの手間がかかり、選手も1からコンディションを整えなければいけなくなるので、運営側はなるべくレースを決行します。

ただ、以下の場合に限り、レースが中止になることも。

• バンクが走行不可能となるような雨や雪が降った際
• 公共交通機関が止まった際
• 落車続出でレースが成立しないと判断された際

雨の場合は、バンクに走行できないほどの水たまりができたり、落車が続出した場合に中止となります。

競輪で雨が降った場合のレースへの影響

多少の雨が降ってもレースが開催されるのは、車券購入者にとってはありがたいこと。

しかし、濡れた路面を走る選手にとっては、様々な弊害が生じます。

• 落車が起きやすくなる
• 視界が悪くなる

中でも、レースに大きな影響を与える上記2点を詳しく解説していきます。

落車が起きやすくなる

雨が降り路面が濡れると、落車する危険性が高まります。

なぜなら、路面に水の膜ができ、タイヤと路面の摩擦がなくなるため。

ましてや、競輪は最高時速70キロにも及ぶ競技にも関わらず、レインタイヤがありません。

そのため、雨天時に落車の危険性が高くなるのは当然のこと。

落車して怪我をすると、長期離脱の可能性もあるため、選手は落車を恐れ本来の実力を出せなくなります。

よって、雨の日は普段とは強い選手が変わるということを頭に入れておきましょう。

視界が悪くなる

選手は、目を保護するためにゴーグルを着用していますが、強い雨の場合は視界が遮られます。

特に番手選手は、先行選手が上げる水しぶきを受けるため、かなり視界が悪いです。

そのため、番手選手は目標とする選手を確認できず、仕掛けるタイミングが分からなくなります。

加えて、後方の選手が仕掛けていることにも気付きにくいので、他ラインの攻めをブロックすることも難しいです。

雨が降った日のレースは、番手選手が不利な状況になるということを頭に入れておきましょう。

競輪で雨が降った日のレース傾向

雨が降ると、選手に様々な影響が出るため、普段のレースとは展開も異なります。

• 逃げが有利になる
• 荒れやすいわけでは無い
• グレードが低いレースは番狂わせが起きにくい
• 若手選手が活躍しやすい

そのため、雨の日は上記レース傾向を踏まえて買い目を作るようにしましょう。

逃げが有利になる

雨の日は、逃げ決まりやすいです。

先述した通り、後方を走る番手選手は視界が悪くなるため、仕掛けるタイミングが分かりません。

加えて、無理に踏み込むとスリップもしやすくなるため、番手選手は普段よりも思い切って攻めづらいです。

そのため、先行選手にしかついていくことしか出来ず、結果として逃げの決着が多くなっています。

実際に雨天時と晴天時の決まり手の平均値を比較すると･･･

※引用：Gamboo「雨天レースの特徴調査」

逃げで決まったレースが増えています。

よって、雨の日は、競走得点が高く先行力のある選手を軸に買い目を作りましょう。

圧倒的に強い先行選手がいるラインがある場合は、そのライン内の選手を中心に勝負してください。

荒れやすいわけでは無い

競輪で雨が降ると「荒れるのではないか？」と思う方もいると思いますが、実際は堅め決着が増える傾向があります。

なぜなら、上記で説明した通り、落車で怪我をする恐れがあるからです。

選手にとって怪我は、収入や選手生命に繋がるリスクのあること。

怪我でレースに出場出来ないと、収入がなくなるうえ、体を一から作り直さなければいけないので、元々の走りを出来るかどうかも分からない状態になります。

よって、雨の日は怪我のリスクを避けるため、選手は無事に完走することに重点を置き、思い切った攻めはしません。

そのため、実力通りの結果となることがほとんど。

雨が降ったレースで勝負する際は、人気のある選手を中心に買い目を作ってください。

グレードが低いレースは番狂わせが起きにくい

グレードが低いレースは、特に堅め決着となる傾向があります。

その理由は、雨が降ると、悪天候の出走手当(雨天敢闘手当)が支給されるためです。

雨天敢闘手当の額は、1レース約5,000円ほど。

出走するだけで普段より収入を得られるため、賞金が低いレースであれば、無理に勝とうとしません。

そのため、レースのグレードが低ければ低いほど、思わぬ選手が車券に絡むような番狂わせが起きにくいです。

最もグレードの低いF2レースでは、特に人気決着が多いと頭に入れておきましょう。

若手選手が活躍しやすい

雨が降っているレースは、ベテラン選手や階級の高い選手よりも若手選手が活躍します。

なぜなら、ベテラン選手や階級の高い選手は、落車で怪我をした際のリスクが大きく、思い切って走れないため。

もし大怪我をした場合、ベテラン選手は引退のリスクがあり、階級が高い選手は、KEIRINグランプリへの出場がほぼ不可能になります。

その一方、若手選手は上記のようなリスクはないため、この状況をチャンスと捉え、怪我を恐れず果敢に攻めることが多いです。

よって、雨の日は、若手選手を買い目に入れておけば、思わぬ高配当が得られる可能性があります。

競輪で雨の日におすすめな競輪場

雨が降った日は、逃げが決まりやすくなります。

そのため、普段から逃げに有利な競輪場で先行選手を中心に買えば、勝率を上げることが可能です。

※集計期間：2023年1月〜2023年12月

上記は、バンクの特性上、平均よりも逃げが決まりやすいです。

そのため、雨の日にレースが開催されている場合は、見逃さないようにしましょう。

競輪で雨の日に強い選手ランキング

最後に雨の日に強い選手をランキング形式でご紹介します。

ランキング内の選手は、雨が降ると勝率が上がる選手です。

中でも雨の日に強い選手は、八嶋 稔真選手。

勝率差は5位ながら、若手で逃げを得意としている選手のため、雨の日に有利な条件が揃っています。

その他、ランキング内の選手は、普段買い目に入れてなくても、雨が降った際に活躍する可能性が高いです。

雨の日のレースで選手選びに迷った際は、積極的に買い目に入れるようにしましょう。

競輪の雨が降った場合の影響まとめ

競輪は雨の影響を大きく受ける競技のため、普段とレース展開が異なります。

そのため、本記事で紹介したレース傾向や選手への影響を考慮して勝負してください。

ただ、初心者の方や情報収集に時間を避けられないという方もいると思うので、そういった方は競輪予想サイトを使うのがおすすめです。

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