どうも。

競輪戦線管理人のボクです。

男子競輪とはルールが異なったり、独自の自転車を使用していたりと独自の世界が展開されているガールズケイリン。

この記事では、そんなガールズケイリンで通算勝利数が最も多い女子競輪選手ランキングTOP10をご紹介します。

ガールズケイリンを知らない方にも楽しんで頂けるように、ガールズケイリンの概要・歴史まで紹介するので是非最後までお付き合いください。

ガールズケイリンとは？歴史と概要について

1949年から15年間実施されていた女子競輪が「ガールズケイリン」と新しい名前となって誕生したのが2012年。

人気が乏しかった昭和時代とはうって変わり、男子にも匹敵する力強い走りとヴィジュアル抜群な選手が増えたことで現代では爆発的な人気を誇ります。

そんなガールズケイリンにおける、男子競輪と大きく異なるルールや違いは以下の通り。

• 7車立て（最低5車）
• 横の動きが禁止
• ラインを組まない
• 級班は全員L級1班
• 使用する自転車が違う

ガールズケイリンは男子競輪のルールをベースとしていますが、自転車競技の国際ルールも取り入れられています。

前半部分がラインの集団戦である男子競輪と比べると、ガールズケイリンは最初から最後までが個人の戦いです。

級班ごとに選手を分けないため、一度も勝利できずに代謝制度によって引退に至ってしまう選手もいます。

レースでは華やかに見えるガールズケイリンですが、実態は厳しい世界です。

選手個人に注目して、予想をしたり観戦といった一面でもガールズケイリンを楽しんでみましょう！

競輪における通算勝利数とは？

競輪における通算勝利数とは、競輪選手がデビューしてから現在に至るまで勝利した回数を指します。

よって強いと有名な選手ほど、通算勝利数が多いです。

通算勝利数を知ることで、予想の役にも立つこと間違い無いでしょう。

ちなみに競輪全体で通算勝利数が最も高い選手は、1949年～1981年までの32年間にわたって活躍した松本勝明選手です。

松本勝明選手の通算勝利数は、驚異の1341勝。

凄まじい活躍から「競輪の神様」と呼ばれたり、日本競輪界から日本競輪学校名誉教官という唯一無二の称号を与えられます。

松本勝明選手は残念ながら2021年に亡くなってしまいました。

しかし、ホームバンクだった京都向日町競輪場では、年に一度松本勝明賞が開催されていたりと、現在も輝かしい偉業を称えています。

現役選手の中で、通算勝利数が最も高いのは神山雄一郎選手で872勝です。

時代が異なるとはいえ、数字が功績の凄まじさを物語っています。

【2022年最新版】ガールズケイリン通算勝利数ランキングTOP10

それでは本題のガールズケイリンの通算勝利数ランキングTOP10を発表します。

あなたが推している選手がランクインしているか確認してみてください！

ガールズケイリンを始めてする方は、是非このランキングから自分好みの選手を見つけてガールズケイリンをより楽しみましょう！！

それでは第10位から発表。

第10位：通算勝利数269勝「加瀬加奈子」選手

ガールズケイリン通算勝利数ランキング第10位は、通算勝利数269勝で加瀬加奈子選手がランクイン。

氏名	加瀬加奈子（かせ・かなこ）
生年月日	1980年5月31日
期別	102期
血液型	A型
身長	164.0cm
体重	63.0kg
ホームバンク	弥彦競輪場

加瀬加奈子選手は、ガールズケイリンが始まった年に競輪選手としてデビューしました。

いわば、ガールズケイリン1期生の選手です。

もともとトライアスロン・トラック競技・ロードレースといった自転車競技の経験者で、ガールズケイリンでデビューしてからも様々な功績を残しています。

加瀬加奈子選手はデビュー当初から「男道先行」という信念を持っており、勝利のほとんどが逃げです。

出産・産休後もガールズケイリンに復帰して、ママさんレーサーとして凄まじい逃げで勝利しています。

第9位：通算勝利数280勝「尾崎睦」選手

ガールズケイリン通算勝利数ランキング第9位は、通算勝利数280勝で尾崎睦選手がランクイン。

氏名	尾崎睦（おざき・むつみ）
生年月日	1985年4月10日
期別	108期
血液型	A型
身長	172.0cm
体重	65.2kg
ホームバンク	平塚競輪場

尾崎睦選手は、ガールズケイリンの世界に入る前は、ビーチバレー選手としても長く活躍していました。

2010年全日本ビーチバレー女子選手権大会で優勝。

2012・2013年のJBVツアーで年間総合1位を獲得など、ビーチバレーの世界でもかなり活躍していました。

既にプロスポーツ選手として活躍していた尾崎睦選手が競輪学校に入所したのは28歳。

尾崎睦選手は現時点でビッグタイトルは獲得していません。

しかし、じわじわと成績を伸ばし続け、見事通算勝利数ランキング第9位にランクイン。

第8位：通算勝利数284勝「荒牧聖未」選手

ガールズケイリン通算勝利数ランキング第8位は、通算勝利数284勝で荒牧聖未選手がランクイン。

氏名	荒牧聖未（あらまき・さとみ）
生年月日	1990年04月28日
期別	102期
血液型	B型
身長	167.6cm
体重	64.5kg
ホームバンク	宇都宮競輪場

荒牧聖未選手は、加瀬加奈子選手同様ガールズケイリンが始まった年にデビューしたガールズケイリン1期生です。

ガールズケイリンの世界に入る前は、アイスホッケーの選手として活躍していました。

アイスホッケー選手としての功績も素晴らしく、全国優勝も経験。

競輪選手になったきっかけは、お父さんが競輪選手（荒牧友一選手・39期）というのもあるようですが、自分の意志だと語っています。

現在はガールズコレクション・ガールズグランプリでの優勝が目標だそうです。

安定した活躍を見せている選手なので、これからの活躍にも目が離せません！

第7位：通算勝利数309勝「梶田舞」選手

ガールズケイリン通算勝利数ランキング第7位は、通算勝利数309勝で梶田舞選手がランクイン。

氏名	梶田舞（かじた・まい）
生年月日	1987年1月26日
期別	104期
血液型	O型
身長	157.3cm
体重	57.0kg
ホームバンク	宇都宮競輪場

梶田舞選手は、2014年と2016年に年間賞金女王を2度獲得しています。

2019年には、ガールズケイリン2人目となる通算獲得賞金額1億円を突破するという偉業も成し遂げました。

しかし、2021年の落車事故での怪我を治療をしていた際に、ガンを発症していたことが判明。

幸いガンは初期ステージのものだったため、怪我の治療も含め3ヵ月という尋常ではないスピードで復帰を果たしました。

現在は問題なく過ごせているそうなので、今後の活躍にも期待です。

第6位：通算勝利数317勝「小林莉子」選手

ガールズケイリン通算勝利数ランキング第6位は、通算勝利数317勝で小林莉子選手がランクイン。

氏名	小林莉子（こばやし・りこ）
生年月日	1985年4月10日
期別	108期
血液型	A型
身長	162.9cm
体重	59.8kg
ホームバンク	平塚競輪場

小林莉子選手は学生時代にソフトボール一筋でした。

将来の進路に迷っていたときにガールズケイリンを知り、ガールズサマーキャンプに参加します。

担当したコーチに才能を見出されたうえに、日本自転車競技連盟の強化指定選手に指定されました。

2012年にガールズケイリンの選手としてデビューした同年のガールズケイリングランプリで優勝を果たします。

着実に成績を上げているので、これからが楽しみな選手です。

第5位：通算勝利数343勝「高木真備」選手

ガールズケイリン通算勝利数ランキング第5位は、通算勝利数343勝で高木真備選手がランクイン。

氏名	高木真備（たかぎ・まきび）
生年月日	1994年8月17日
期別	106期
血液型	A型
身長	162.0cm
体重	68.0kg
ホームバンク	京王閣競輪場

高木真備選手は中学・高校とハンドボールで活躍していました。

進路に迷っていた高木真備選手は、ガールズケイリンの特集を組んだ番組を見て、ガールズケイリンを目指します。

2021年にはガールズケイリン史上5人目の通算取得賞金が1億円を突破し、ガールズケイリングランプリで優勝を飾りました。

凄まじい活躍を見せた高木真備選手ですが、2022年4月3日に現役引退を表明しています。

競輪選手ではなくなってしまいますが、今後の人生での活躍を応援しましょう。

第4位：通算勝利数366勝「児玉碧衣」選手

ガールズケイリン通算勝利数ランキング第4位は、通算勝利数366勝で児玉碧衣選手がランクイン。

氏名	児玉碧衣（こだま・あおい）
生年月日	1995年5月08日
期別	108期
血液型	O型
身長	168.6cm
体重	66.5kg
ホームバンク	久留米競輪場

児玉碧衣選手は、近年のガールズケイリンで特に人気が高い選手です。

好成績を収めた選手7名しか出場できないガールズケイリングランプリで3年連続の優勝。

ガールズケイリン史上2人目の通算優勝回数100回を突破するなど、多くの功績を残し続けています。

競輪選手としての活躍だけでなく、メディアにも積極的に出演しているため知名度も高い選手です。

幅広い活躍を見せる児玉碧衣選手をこれからも応援しましょう！

第3位：通算勝利数393勝「山原さくら」選手

ガールズケイリン通算勝利数ランキング第3位は、通算勝利数393勝で山原さくら選手がランクイン。

氏名	山原さくら（やまはら・さくら）
生年月日	1992年12月11日
期別	104期
血液型	B型
身長	164.4cm
体重	66.0kg
ホームバンク	高知競輪場

山原さくら選手のお父さんは、山原利秀選手（63期）です。

お父さんの山原利秀選手が師匠でもあります。

山原さくら選手は、高校3年生から自転車競技を始めました。

2011年には、スプリントで全日本アマチュア自転車競技選手権大会で優勝しています。

社会人になってからガールズケイリンを志し、2012年に競輪学校に入学しました。

2021年にはガールズケイリン史上7人目の通算取得賞金1億円を突破し、通算400勝を達成しています。

デビューしてからずっと第一線で活躍し続けている選手です。

第2位：通算勝利数403勝「奥井迪」選手

ガールズケイリン通算勝利数ランキング第2位は、通算勝利数403勝で奥井迪選手がランクイン。

氏名	奥井迪（おくい・ふみ）
生年月日	1981年12月19日
期別	106期
血液型	O型
身長	167.3cm
体重	69.7kg
ホームバンク	立川競輪場

奥井迪選手は、競輪選手になる前はアルペンスキーのトッププレイヤーでした。

大学生時代には、第59回国民体育大会・大回転で優勝を果たしています。

社会人になってからは中学校の保健体育教師として働いてましたが、ガールズケイリンの存在を知り2012年に競輪学校に入学しました。

そんな奥井迪選手の得意な戦法は「逃げ」。

奥井迪選手の逃げを見て、ガールズケイリンの道を志した選手もいるほどです。

後進に良い影響を与え続ける奥井迪選手をこれからも応援し続けましょう！

第1位：通算勝利数438勝「石井寛子」選手

ガールズケイリン通算勝利数ランキング第1位は、通算勝利数438勝で石井寛子選手がランクイン。

氏名	石井寛子（いしいひろこ）
生年月日	1986年1月9日
期別	104期
血液型	B型
身長	160.2cm
体重	59.5kg
ホームバンク	京王閣競輪場

石井寛子選手は、ガールズケイリンにデビューする前から多くの自転車競技で活躍しています。

活躍の場は国内の大会だけでなくアジア選手権や世界選手権など、ワールドワイドな選手です。

2012年にガールズケイリンとしてデビューを果たしてからも、尋常ではない活躍を見せます。

ガールズケイリングランプリは、2017年に優勝しました。

通算勝利数500勝も間近ですので、今後の活躍にも注目の選手です。

ガールズケイリン通算勝利数ランキング11~25位

10位以下の選手の通算勝利数は、以下の通りです。

【2021年最新版】ガールズケイリン通算勝利数ランキングTOP10まとめ

以上が、ガールズケイリン通算勝利数ランキングTOP10でした。

あなたの推している選手はランクインしていましたか？

もしランクインしていなくても、これから成績が伸びる選手も必ずいます。

これからもガールズケイリンの選手たちを応援しましょう！

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