三重県四日市市にある四日市競輪場。

全国に最も多い400mバンクの内の1つで、一般的な周長のバンクです。

ただ、みなし直線がかなり長いことなど、特徴的な部分があるため、一般的な予想方法だと勝率を上げるのは難しいです。

そこで今回は、四日市競輪場のバンク特性・データ・相性の良い選手をご紹介！

四日市競輪場で勝負予定の方は、ぜひ参考にして下さい。

四日市競輪の本日の開催レースと予想【2024年11月8日更新】

四日市競輪では、泗水杯争奪戦【G3】が、2024年11月7日〜10日の3日間で開催されます。

そこで、丸乗りして稼ぎたいという方に向けて、管理人が徹底的に見極めた鉄板レースを紹介します。

【泗水杯争奪戦｜2日目11R】

出典：競輪JP

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四日市競輪場はクセのない400mバンク

四日市競輪場は、全国で最も多い400mバンクの内の1つで一般的なバンク。

比較的クセの少なく走りやすいため、選手は実力を発揮しやすいです。

主な特徴は、みなし直線が長いこと。

全国で6番目に長く、コース幅も広いため、追い込みタイプの選手に有利な作りになっています。

そのため、勝負する際は、番手選手をはじめ捲りや差しなどの後方から仕掛ける選手を中心に買い目を作ると良いです。

四日市競輪場の特徴を10項目で徹底比較！

四日市競輪場の特徴をさらに深堀るために、同じ周長の以下5つの競輪場と比較していきます。

上記を押さえておけば、四日市競輪場の特徴を完璧に掴むことが可能です。

それでは、1つずつ詳しく説明します。

みなし直線は長い

四日市競輪場のみなし直線は、全国平均より長いです。

同じ周長の他の競輪場と比較しても長く、400mバンクの内、4番目の長さを誇ります。

みなし直線の長いバンクは、最後の直線で後方選手が加速しやすいことが特徴。

四日市競輪場のみなし直線は特に長いため、一般的に車券に絡みづらいとされる3番手の選手でも、車券に絡むことがあります。

番手捲りを仕掛けた1,7番車が、7番車1着・3番車3着の順でゴール。

2着も後方ラインの選手のため、先行選手がかなり不利だということが分かります。

よって、差しの得意な選手や番手を中心に、3番手選手も視野に入れて買い目を作りましょう。

カントはややきつい

四日市競輪場のカントは、全国平均に比べてややきついです。

他の競輪場と比較しても、最もカントがゆるい西武園競輪場と3°ほどの差があり、ややきつめということが分かります。

群を抜いてカントがきついわけではありませんが、32°もあればカントを活かして加速することができます。

そのため、コーナー部分で外側から仕掛けやすいです。

加えて、みなし直線が長いので、3,4コーナーからの捲りや差しがよく決まります。

差しの得意な選手とともに、後方ラインや捲りが得意な選手も勝ちやすいことを頭に入れておきましょう。

コース幅は広い

四日市競輪場のコース幅は、全国平均と比べ、全体的に広いです。

他の競輪場と比較しても広く、ホーム・バック幅は全国で1番・センター幅も2番目の幅があります。

そのため、幅を活かして、外側からの仕掛けをする選手が多いです。

全体的にコース幅が広いので、どのタイミングでも後方ラインの仕掛けが決まりやすいです。

そのうえ、4コーナーからの直線は中から外よりがよく伸びるので、終盤での逆転劇が頻繁に起こります。

1着の決まり手は差しが多い

全国平均で見ると、半分以上のレースが差しで決まる傾向があります。

それでは、四日市競輪場はどのような決まり手で決まりやすいのか、他の400mバンクと比較して見てみましょう。

※対象期間：2023年1月〜2023年12月

他の競輪場と比較すると、差しが決まりやすいです。

続いて、捲りが多く、追い込み選手が得意とする決まり手で8割ものレースが決着していることが分かります。

そのため、差しが得意な選手を中心に、有力ラインの番手・3番手選手や後方につくラインかつ実力のある選手を買い目にいれると良いでしょう。

上記の買い方を参考にすれば、勝率が上がること間違いなしです。

2着の決まり手は差しが多い

続いて2着の決まり手を見てみましょう。

※対象期間：2023年1月〜2023年12月

四日市競輪場と他の競輪場の2着決まり手を比較すると差し・捲りが多いです。

そのため、後方選手で1,2着を固めると良いでしょう。

続いて、スジ決着の割合を見てみると･･･

半分以上がスジ違い決着。

同じ周長の競輪場と比較すると、5番目にスジ違いのレースが多いです。

よって、ラインよりも個人の戦法や実力を重視して買い目を作りましょう。

車番は1番車の勝率が高い

過去10年分のレース結果を集計し、四日市競輪場の車番別成績を他の400mバンクと比較してみました。

※対象期間：2014年1月〜2024年4月

四日市競輪場で最も勝率の高いのは、1番車。

ただ、他の競輪場と比べるとそれほど勝率は高くないので、それほど重視しなくて良いでしょう。

続いて全体を見ると、他に比べて内枠・外枠による勝率の差は少ないことが分かります。

そのため、基本的には車番で選手を絞ることはしない方が良いでしょう。

万が一、車番でしか絞れなくなった場合は、1,7番車の優先度を上げてください。

出目は7−1−2が出やすい

過去10年分のレース結果を集計し、出やすい出目をランキング形式でまとめました。

※対象期間：2014年1月〜2024年4月

四日市競輪場で最も出やすい出目は「7-1-2」。

他の競輪場と比較すると、1,7番車が絡んだ出目が多いことが分かります。

よって、出目買いをする場合は、1,7番車を軸としたフォーメーション買いが有効的でしょう。

ちなみに「1−5−7」は、出やすいにもかかわらず、平均配当が最も高いです。

そのため、高配当を狙いたい方は「1−5−7」を買い目の1つとして選ぶと良いでしょう。

脚質は追と相性が良い

バンクの特性や決まり手の傾向から導き出した、四日市競輪場と脚質ごとの相性は以下の通り。

四日市競輪場と最も相性の良い脚質は「追」です。

四日市競輪場は、バンクの特性上、追い込み選手が有利な作りかつ、差しで決まりやすい傾向があります。

そのため、追脚質の選手が活躍しやすい競輪場と言えるでしょう。

ただ、両脚質でも差しの得意な選手がいる他、捲りも決まりやすいので、より細かい相性は以下の通りです。

1. 追脚質+差しの回数が多い選手
2. 追脚質+捲りの回数が多い選手
3. 両脚質+差しの回数が多い選手
4. 両脚質+捲りの回数が多い選手

順に四日市競輪場と相性が良いので、選手選びに迷った際は、上記を参考に優先度を変えてください。

レースはやや荒れやすい

過去10年分のレース結果を集計して、車券ごとの平均配当を比較してみました。

※対象期間2014年1月〜2024年4月

四日市競輪場の平均配当は、他の競輪場と比較すると、平均程度です。

ただ、他の券種別に比較すると、2車単・2車複の平均配当が高いことが分かります。

そのため、1,2着が荒れやすいと覚えておきましょう。

よって、四日市競輪場で勝負する際は、軸を広めにして相手を絞ると良いでしょう。

3連単フォーメーション「2車-2車-4車」「3車-3車-2車」などがおすすめです。

風の影響を受けやすい

四日市競輪場は、他の競輪場よりも降水量が多いため、雨の影響を受けやすいです。

特に6〜10月は雨が降る日が多いため、この時期は雨の影響を念頭において勝負しましょう。

加えて、四日市競輪場はバック側が海に近いため、風の影響を受けやすいです。

風向きは、冬はバック向かい風、夏はバック追い風になります。

• バック向かい風：追い込み有利
• バック追い風：先行有利

上記を参考に、風向きに合わせて優先度を上げる選手を変えて勝負しましょう。

四日市競輪場と相性の良い選手をご紹介！

追い込み選手が有利な四日市競輪場。

ただ、レースによっては、脚質や選手の特徴だけで買い目を絞りきれないということもあるでしょう。

そこで、四日市競輪場と相性の良い選手をご紹介します。

特に相性の良い選手は、浅井康太選手です。

脚質は両ですが、最も得意な決まり手を差しとしているため、四日市競輪場との相性は抜群。

地元の競輪場で走り慣れているため、実力も発揮しやすいです。

そのうえ、過去10年の四日市競輪場の記念競輪を5回も制覇している経験を持ち、実績も十分です。

よって、浅井康太選手の出走予定は要チェック。

四日市競輪場で開催されるレースに出走する場合は、活躍すること間違いなしです。

四日市競輪場の特徴まとめ

今回紹介した四日市競輪場の主な特徴は以下の通り。

四日市競輪場は、一般的な作りの400mバンクで走りやすい競輪場。

そのため、選手の実力が反映されやすいです。

バンクの主な特徴としては、みなし直線が長く、追い込み選手が有利です。

よって、選手選びに迷った際は、番手選手や差し・捲りを得意とする選手の優先度を上げると良いでしょう。

その他、上記を参考にすれば、四日市競輪場での勝率が上がること間違いなしです。