弥彦競輪場の特徴を紹介!基本情報を元にバンクの癖を分析

新潟県弥彦村にある弥彦競輪場。

全国に最も多い400mバンクの内の1つで、一般的な周長のバンクです。

ただ、みなし直線がかなり長いことなど、クセのある部分があるため、一般的な予想方法だと勝率を上げるのは難しいです。

そこで今回は、弥彦競輪場バンク特性・データ・相性の良い選手をご紹介!

弥彦競輪場で勝負予定の方は、ぜひ参考にして下さい。

弥彦競輪の本日の開催レースと予想【2024年11月7日更新】

弥彦競輪で本日開催されるレースを管理人がガチで予想してみました!

今回は堅めに決着しやすい鉄板レースを厳選したので「堅実に稼ぎたい」という方は参考にしてみてください。

【弥彦王冠記念・報知新聞賞|3日目12R】

弥彦競輪予想 出走表 2024年11月7日12R

出典:競輪JP

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別会場で勝負したい方は、合わせて確認してみてください。

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弥彦競輪場はクセのない400mバンク

弥彦競輪 バンクデータ

周長 400m
みなし直線 63.1m
センター部路面傾斜 32°24′17″
直線部路面傾斜 2°51′45″
ホーム幅員 10.1m
バック幅員 9.0m
センター幅員 7.3m
最高あがりタイム 10.6秒

弥彦競輪場は、全国で最も多い400mバンクの内の1つで一般的なバンク。

40年ぶりとなるバンクの改修工事が2022年10月から2023年6月の間に行われ、現在は走りやすくきれいな路面になっています。

そのため、選手は思い通りに走ることができ、地元・地元以外の選手関係なく実力を発揮することが可能です。

主な特徴は、みなし直線が長いこと。

同じ周長の400mバンクの中では、武雄競輪場に次いで2番目に長く、追い込み選手が有利な作りとなっています。

そのため、勝負する際は、追い込み型の選手を中心に買い目を作ると良いです。

弥彦競輪場の特徴を10項目で徹底比較!

弥彦競輪場の特徴をさらに深堀るために、同じ周長の以下5つの競輪場と比較していきます。

競輪場 比較対象

上記を押さえておけば、弥彦競輪場の特徴を完璧に掴むことが可能。

それでは、1つずつ詳しく説明します。

みなし直線は長い

弥彦競輪 みなし直線

競輪場 みなし直線
全国平均 53.9m
弥彦 63.1m
いわき平 62.7m
西武園 47.6m
立川 58.0m
岸和田 56.7m
小倉 56.9m

弥彦競輪場のみなし直線は、全国平均より長いです。

同じ周長の他の競輪場と比較しても長く、400mバンクの内、2番目の長さを誇ります。

みなし直線の長いバンクは、最後の直線で後方選手が加速しやすいことが特徴。

そのうえ、毎年3月にバンクの張替えが行われる影響で、走路が重く、先行選手が脚を消耗するのが早くなります。

よって、差しや遅めの捲りが決まりやすく、みなし直線までに後方の位置にいても、終盤に仕掛けて車券に絡むという展開が多いです。

最終コーナー地点で5番手にいた3番車が外側からの差しを決め1着。

続いて、4番手にいた2番車が2着でゴールしました。

後方選手がかなり有利な作りのため、買い目を作る際は、まず差しの回数が多い選手の優先度を上げるとよいです。

みなし直線とは?

第4コーナーの立ちあがりからゴールまでの直線距離。最後決着がつく場所であり、長さによって、レース展開が変わります。

カントはややきつい

弥彦競輪 カント

競輪場 センター部路面傾斜
全国平均 31°49′48″
弥彦 32°24′17″
いわき平 32°54′45″
西武園 29°26′54″
立川 31°13′6″
岸和田 30°56′0″
小倉 34°1′48″

弥彦競輪場のカントは、全国平均に比べてややきついです。

他の競輪場と比較しても、やや角度がきつい作りになっていることが分かります。

群を抜いてカントがきついわけではありませんが、32°もあればカントを活かして加速しやすいことが分かります。

そのため、コーナー部分での外側からの仕掛けが決まりやすいです。

ただ、みなし直線が長いので、捲りは第3,4コーナーからが有効的。

よって、後方につくラインで捲りの上手い選手は買い目に入れておきましょう。

カントとは?

直線部分とコーナー部分についている傾斜のこと。落車などの事故を防ぐためや、選手がスピードを落とさないようにするために設置されています。

コース幅はやや狭い

弥彦競輪 コース幅

競輪場 ホーム幅 バック幅 センター幅
全国平均 10.5m 9.4m 7.7m
弥彦 10.1m 9.0m 7.3m
いわき平 10.0m 10.0m 7.3m
西武園 11.0m 10.0m 7.5m
立川 9.7m 8.7m 7.7m
岸和田 10.2m 10.1m 7.3m
小倉 11.0m 10.0m 8.0m

弥彦競輪場のコース幅は、全国平均と比べ、全体的にやや狭いです。

他の競輪場と比較しても、幅が広い小倉競輪場と1mもの差があると分かります。

コース幅が狭いと、外側からの仕掛けがしづらく、ブロックされたときに他の自転車と接触して、転倒することが多い傾向があります。

実際に、2024年10月18日に行われたG1レースで、3車も落車するという波乱の展開もありました。

特に雨の日など路面が濡れやすい日は要注意。

落車の危険性が高いことを頭に入れて勝負しましょう。

1着の決まり手は差しが多い

競輪 決まり手割合 全国平均

全国平均で見ると、半分以上のレースが差しで決まる傾向があります。

それでは、弥彦競輪場はどのような決まり手で決まりやすいのか、他の400mバンクと比較して見てみましょう。

弥彦競輪 1着決まり手割合 他の競輪場と比較

※対象期間:2023年1月〜2023年12月

他の競輪場と比較すると、差しが決まりやすいです。

続いて、捲りが多く、追い込み選手が得意とする決まり手で約8割ものレースが決着していることが分かります。

そのため、差しが得意な選手を中心に、有力ラインの番手・3番手選手や後方につくラインかつ実力のある選手を買い目にいれると良いでしょう。

弥彦競輪場 買い方のコツ

上記の買い方を参考にすれば、勝率が上がること間違いなしです。

2着の決まり手は差しが多い

続いて2着の決まり手を見てみましょう。

弥彦競輪 2着決まり手割合 他の競輪場と比較

※対象期間:2023年1月〜2023年12月

弥彦競輪場と他の競輪場の2着決まり手を比較すると差しが多いです。

そのうえ、マークが多いので、有力ラインの番手選手は高確率で車券に絡むと頭に入れておきましょう。

続いて、スジ決着の割合を見てみると・・・

弥彦競輪 スジ決着割合

スジ違いのレースの割合がやや多いです。

そのため、細切れ戦やライン内の実力差が大きい場合は、選手個人の差しの回数や競走得点を重視して買い目を作りましょう。

用語説明
  • マーク:目標とした選手を追走したまま追い抜けず、2着でゴールしたことを表す
  • スジ:同じラインで1着を自力、2着を番手選手がとること

車番は内枠の勝率が高い

過去10年分のレース結果を集計し、弥彦競輪場の車番別成績を他の400mバンクと比較してみました。

車番 弥彦 いわき平 西武園 立川 岸和田 小倉
1番車 22.3% 22.0% 21.7% 18.0% 20.1% 28.8%
2番車 16.3% 16.1% 14.6% 15.5% 15.3% 15.7%
3番車 15.4% 12.9% 14.0% 14.8% 14.3% 11.3%
4番車 9.1% 8.8% 9.7% 9.3% 9.9% 8.2%
5番車 14.0% 12.8% 15.3% 15.9% 13.9% 10.6%
6番車 3.1% 3.3% 3.8% 3.4% 3.3% 3.7%
7番車 13.5% 14.8% 13.6% 14.2% 14.6% 15.7%
8番車 3.1% 3.9% 3.2% 3.3% 3.5% 3.2%
9番車 13.9% 14.3% 14.3% 13.7% 13.5% 15.8%

※対象期間:2014年1月〜2024年4月

弥彦競輪場で最も勝率の高いのは、1番車。

他の競輪場も1番車の勝率が高いですが、弥彦競輪場はその中でも1番車が勝つ可能性が高いことが分かります。

続いて、全体を見ると、1番車を含めた内枠の勝率が高いです。

そのため、選手選びに迷った際は、内枠の選手の優先度を上げるとよいでしょう。

出目は1−2−3が出やすい

過去10年分のレース結果を集計し、出やすい出目をランキング形式でまとめました。

順位 弥彦(平均配当) いわき平 西武園 立川 岸和田 小倉
1 1-2-3(8,161円) 1-5-7 1-2-3 1-5-2 1-2-3 1-7-4
2 1-5-7(12,787円) 1-7-4 1-3-5 5-1-2 7-1-5 1-7-5
3 2-7-5(10,617円) 2-7-1 5-1-7 5-1-3 1-4-5 1-7-2
4 1-3-4(5,672円) 1-7-2 1-5-3 5-1-7 1-5-3 7-1-4
5 5-2-1(5,976円) 1-7-5 5-2-1 7-1-2 5-2-7 7-1-2

※対象期間:2014年1月〜2024年4月

弥彦競輪場で最も出やすい出目は「1-2-3」

他の競輪場と比較しても、内枠の1,2番車が絡んだ出目が多いことが分かります。

よって、出目買いをする場合は、1,2番車を軸としたフォーメーション買いが有効的でしょう。

ちなみに、7番車が絡むと、平均配当が高くなる傾向があります。

高配当を狙いたい方は、1,2番車と7番車を合わせた買い目がおすすめです。

脚質は追と相性が良い

バンクの特性や決まり手の傾向から導き出した、弥彦競輪場と脚質ごとの相性は以下の通り。

脚質 弥彦 いわき平 西武園 立川 岸和田 小倉

弥彦競輪場と最も相性の良い脚質は「追」です。

弥彦競輪場は、バンクの特性上、追い込み選手が有利な作りかつ、差しで決まりやすい傾向があります。

そのため、追脚質の選手が活躍しやすいでしょう。

ただ、両脚質でも差しの得意な選手がいるため、より細かい相性は以下の通りです。

  1. 追脚質+差しの回数が多い選手
  2. 追脚質
  3. 両脚質+差しの回数が多い選手

上から順に弥彦競輪場と相性が良いので、選手選びに迷った際は、上記を参考に優先度を変えてください。

レースが荒れるかは条件次第

過去10年分のレース結果を集計して、車券ごとの平均配当を比較してみました。

券種 弥彦 いわき平 西武園 立川 岸和田 小倉
3連単 21,069円 24,132円 19,422円 22,966円 22,607円 17,766円
3連複 3,309円 3,724円 3,206円 3,628円 3,629円 2,906円
2車単 3,365円 3,730円 3,234円 3,566円 3,541円 3,028円
2車複 1,646円 1,820円 1,579円 1,773円 1,733円 1,508円
ワイド 644円 687円 650円 667円 685円 614円
2枠単 2,293円 2,246円 2,035円 2,153円 2,168円 2,132円
2枠複 1,195円 1,216円 1,071円 1,185円 1,129円 1,121円

※対象期間2014年1月〜2024年4月

弥彦競輪場の平均配当は、他の競輪場と比較すると、平均程度です。

よって、荒れるか荒れないかは出走表や天候などのバンクの特徴以外の条件で決まると頭に入れておきましょう。

ただ、枠を用いた車券の平均配当は高いので要注意です。

枠を用いた2枠単や2枠複は、9車立てのレースのみで購入可能な車券。

そのため、9車立てで行われるグレードレースは、普段より買い目を広げて勝負すると良いでしょう。

天候の影響を受けやすい

弥彦競輪 天候

競輪場 月別平均降水量 平均風速
弥彦 166.7mm 2.10m/s
いわき平 120.1mm 3.08m/s
西武園 127.5mm 2.27m/s
立川 136.9mm 2.73m/s
岸和田 102.7mm 1.73m/s
小倉 143.4mm 2.13m/s

※対象期間:1991年〜2020年

弥彦競輪場は、他の競輪場よりも降水量が多いため、雨の影響を受けやすいです。

特に雨が降るのは12,1月ですが、降雪の影響でレースの開催は4〜11月までしかありません。

そのため、開催期間中で最も降水量が多い、7,11月は天候をかかさずチェックするようにしましょう。

加えて、弥彦競輪場は弥彦山の麓にあり、西側ホームの裏に山があるため、山風の影響を受けます。

また、風は西から吹くので、バック向かい風になることが多いです。

よって、風が強い日はより先行選手が不利になるので、選手の実力よりも得意な決まり手やライン内の位置を重視しましょう。

弥彦競輪場と相性の良い選手をご紹介!

追い込み選手が有利な弥彦競輪場。

ただ、同じ追脚質の選手でも戦法は様々なうえ、追脚質ではなくても差しが得意な選手もいます。

そのため、脚質や選手の特徴だけでは、買い目を絞りきれないということもあるでしょう。

そこで、弥彦競輪場と相性の良い選手をご紹介します。

弥彦競輪と相性の良い選手

選手名 階級 期別 ホームバンク 脚質 決まり手割合
平原康多 S級1班 87期 西武園 逃げ0%:捲り0%:差し67%:マーク33%
浅井康太 S級1班 90期 四日市 逃げ0%:捲り20%:差し53%:マーク27%
渡部幸訓 S級1班 89期 いわき平 逃げ0%:捲り9%:差し73%:マーク18%

特に相性の良い選手は、平原康多選手です。

脚質は両ですが、最も得意な決まり手を差しとしているため、弥彦競輪場との相性は抜群。

本人もレースコメントなどで「弥彦は相性の良いバンク」と語っています。

そのうえ、弥彦競輪場の記念競輪を連覇している経験を持ち、実績も十分です。

よって、平原康多選手の出走予定は要チェック。

弥彦競輪場で開催されるレースに出走する場合は、活躍すること間違いなしです。

弥彦競輪場の特徴まとめ

今回紹介した弥彦競輪場の主な特徴は以下の通り。

弥彦競輪場の特徴
  • 周長は400m
  • みなし直線は長い
  • カントはややきつい
  • コース幅はやや狭い
  • 差しが決まりやすい
  • 内枠が勝ちやすい
  • 出目買いをするなら1,2を軸にしたフォーメーション
  • 脚質は「追」と相性が良い
  • グレードレースは荒れやすい
  • 天候の影響を大きく受ける

弥彦競輪場は、一般的な作りの400mバンクで走りやすい競輪場。

路面の整備もされているため、選手は地元かどうか関係なく、実力を発揮しやすいです。

ただ、みなし直線が長いことから、追い込み選手が有利。

選手選びに迷った際は、番手選手や差しを得意とする選手の優先度を上げると良いでしょう。

その他、上記を参考にすれば、弥彦競輪場での勝率が上がること間違いなしです。

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この競輪場に関する口コミ

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