長崎県佐世保市にある佐世保競輪場。

全国に最も多い400mバンクの内の1つで、一般的な周長のバンクです。

ただ、みなし直線がかなり短いことなど、特徴的な部分があるため、一般的な予想方法だと勝率を上げるのは難しいです。

そこで今回は、佐世保競輪場のバンク特性・データ・相性の良い選手をご紹介！

佐世保競輪場で勝負予定の方は、ぜひ参考にして下さい。

佐世保競輪の本日の開催レースと予想【2024年11月1日更新】

佐世保競輪で本日開催されるレースを管理人がガチで予想してみました！

今回は堅めに決着しやすい鉄板レースを厳選したので「堅実に稼ぎたい」という方は参考にしてみてください。

【ニッカン・コム杯｜1日目11R】

出典：競輪JP

「佐世保競輪の多くの買い目を参考にしたい」

そんな方は、本日佐世保競輪の予想を公開予定の以下サイトをチェックしてみてください。

また、競輪戦線では、佐世保競輪の他にも鉄板レースをピックアップして今日の競輪予想を公開中。

別会場で勝負したい方は、合わせて確認してみてください。

佐世保競輪場はクセのない400mバンク

佐世保競輪場は、全国で最も多い400mバンクの内の1つで一般的なバンク。

500mバンクを改修して作られたため、カントがゆるめの作りになっています。

加えて、みなし直線がかなり短いのも大きな特徴。

400mバンクで1番短いため、先行型かつ実力がある選手は、早めに仕掛けてそのまま逃げ切ることが多いです。

佐世保競輪場の特徴を10項目で徹底比較！

佐世保競輪場の特徴をさらに深堀るために、同じ周長の以下5つの競輪場と比較していきます。

上記を押さえておけば、佐世保競輪場の特徴を完璧に掴むことが可能です。

それでは、1つずつ詳しく説明します。

みなし直線は短い

佐世保競輪場のみなし直線は、全国平均より短いです。

同じ周長のいわき平競輪場と比べると、20m以上もの差があり、400mバンクの内で最も短い作りとなっています。

みなし直線の短いバンクは、後方選手が加速しにくいため、先行選手に有利なのが特徴。

そのため、第4コーナーを回った時点で後方にいる場合、そこから車券に絡むのはかなり難しいです。

みなし直線に先頭で入った1番車が1着でゴール。

一方、後ろについてしまった2,6番車は、かなりの差が開き、6,7着となりました。

よって、佐世保競輪場で勝負する際は、先行タイプの選手や先行ラインの選手を中心に買い目を作ると良いでしょう。

カントはややゆるい

佐世保競輪場のカントは、全国平均に比べてややゆるいです。

同じ周長の競輪場で比較しても、ゆるい作りになっていることが分かります。

カントがゆるい競輪場は、コーナー部分で後方選手が仕掛けにくいのが特徴。

そのうえ、みなし直線もかなり短いので、捲りは2コーナーからが決まりやすいです。

よって、先行型で捲りを得意とする選手も買い目に入れておきましょう。

コース幅はやや狭い

佐世保競輪場のコース幅は、全国平均と比べ、全体的にやや狭いです。

他の競輪場と比較すると、ホーム・バック幅が狭いことが分かります。

そのため、直線で後方の選手が仕掛けても、うまくブロックされることが多いです。

加えて、直線は中から内がよく伸びるため、早めに仕掛けて内側をとったラインがそのまま逃げ切る展開もよく見られます。

1着のはどの決まり手も決まりやすい

全国平均で見ると、半分以上のレースが差しで決まる傾向があります。

それでは、佐世保競輪場はどのような決まり手で決まりやすいのか、他の400mバンクと比較して見てみましょう。

※対象期間：2023年1月〜2023年12月

他の競輪場と比較すると、逃げが決まりやすいです。

ただ、捲りや差しの割合が特段に低いわけではありません。

そのため、基本的に先行型の選手を重視しつつも、実力のある選手は買い目から外さないようにしましょう。

よって、佐世保競輪場で勝負する際のおすすめの買い方は以下の通りです。

上記の買い方を参考にすれば、勝率が上がること間違いなしです。

2着の決まり手はマークが多い

続いて2着の決まり手を見てみましょう。

※対象期間：2023年1月〜2023年12月

他の競輪場の2着決まり手と比較するとマークが多いです。

マークが多いということは、同じラインかつ自力‐番手の順にゴールすることが多いということ。

スジ決着の割合を見てみると･･･

半分以上がスジ決着。

400mバンクでは、最もスジ決着のレースが多い競輪場です。

加えて、逃げが有利なので、先行ラインの自力・番手選手で決着することが多いと頭に入れておいてください。

よって、どのラインが先行力が高いかを重視して勝負しましょう。

車番は内枠の勝率が高い

過去10年分のレース結果を集計し、佐世保競輪場の車番別成績を他の400mバンクと比較してみました。

※対象期間：2014年1月〜2024年4月

佐世保競輪場で最も勝率の高いのは、1番車。

他の競輪場と比較すると、2番車の勝率がかなり高いことが分かります。

よって、佐世保競輪場は内枠の選手が勝ちやすい傾向にあると覚えておきましょう。

選手選びに迷った際は、内枠の選手の優先度を上げてください。

出目は7−1−3が出やすい

過去10年分のレース結果を集計し、出やすい出目をランキング形式でまとめました。

※対象期間：2014年1月〜2024年4月

佐世保競輪場で最も出やすい出目は「7-1-3」。

他の競輪場と比較すると、1,7番車が絡んだレースが多いことが分かります。

よって、出目買いをする場合は、1,7番車を軸としたフォーメーション買いが有効的です。

ちなみに、5番車が絡むと配当が高くなりやすい傾向があります。

そのため、高配当を狙いたい方は1,5番車を軸にした買い目で勝負しましょう。

脚質は両と相性が良い

バンクの特性や決まり手の傾向から導き出した、佐世保競輪場と脚質ごとの相性は以下の通り。

佐世保競輪場と最も相性の良い脚質は「逃」です。

佐世保競輪場は、バンクの特性上、先行選手が有利な作りかつ、逃げで決まりやすい傾向があります。

そのため、逃脚質の選手が活躍しやすい競輪場と言えるでしょう。

ただ、同じ脚質でも得意とする決まり手に差があるため、より細かい相性は以下の通りです。

1. 逃脚質+逃げの回数が多い選手
2. 逃脚質+捲りの回数が多い選手
3. 両脚質+逃げの回数が多い選手
4. 両脚質+捲りの回数が多い選手

上から順に佐世保競輪場と相性が良いので、選手選びに迷った際は、上記を参考に優先度を変えてください。

レースは荒れにくい

過去10年分のレース結果を集計して、車券ごとの平均配当を比較してみました。

※対象期間2014年1月〜2024年4月

佐世保競輪場の平均配当は、他の競輪場と比較すると、かなり低いです。

スジ決着が多く、ラインの力の差が出やすいのが理由でしょう。

全ての券種で配当が低いため、思わぬ選手や着順で決着することが少ないと考えておいてください。

よって、佐世保競輪場で勝負する際は、3連単でも10点以内に抑えるようにしましょう。

風の影響を受けやすい

佐世保競輪場は、他の競輪場よりも降水量が多いため、雨の影響を受けやすいです。

特に6〜10月は雨が降る日が多いため、この時期はこまめに天候をチェックするようにしましょう。

加えて、佐世保競輪場は1コーナー側が、道路を挟んで佐世保湾に面しています。

そのため、海風の影響を受けやすいことも頭に入れておいてください。

風向きは、バック向かい風になることが多く、強風の場合は先行選手がより有利になります。

佐世保競輪場と相性の良い選手をご紹介！

追い込み選手が有利な佐世保競輪場。

ただ、レースによっては、脚質や選手の特徴だけで買い目を絞りきれないということもあるでしょう。

そこで、佐世保競輪場と相性の良い選手をご紹介します。

特に相性の良い選手は、新山響平選手です。

S級S班に所属しているため、実力は競輪界トップクラス。

そのうえ、逃脚質で逃げを得意としている選手のため、佐世保競輪場との相性は抜群です。

佐世保競輪の記念競輪に出走した際のインタビューでも「とても相性が良い」と答えています。

よって、新山響平選手の出走予定は要チェック。

佐世保競輪場で開催されるレースに出走する場合は、活躍すること間違いなしです。

佐世保競輪場の特徴まとめ

今回紹介した佐世保競輪場の主な特徴は以下の通り。

佐世保競輪場は、一般的な作りの400mバンクで走りやすい競輪場。

そのため、選手の実力が反映されやすいです。

バンクの主な特徴は、みなし直線が短いこと。

よって、選手選びに迷った際は、早めに仕掛ける選手や先行ラインの選手の優先度を上げましょう。

その他、上記を参考にすれば、佐世保競輪場での勝率が上がること間違いなしです。