全国43ヶ所に配置されている競輪場は、それぞれに違った特徴を持ちます。

そのため、個々の特徴を抑えていなければ、的外れな予想をしてしまう可能性も･･･

そこで今回は、小田原競輪場のバンク特性・データ・相性の良い選手をご紹介！

小田原競輪場で勝負予定の方は、ぜひ参考にして下さい。

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小田原競輪は、全国で数少ない33バンクの一つ。

他にはない独自の特徴があるため、自身で勝負するとなるとそれなりに時間がかかります。

「手間暇かけずに楽に稼ぎたい」という方も中にはいると思うので、小田原競輪の特徴を紹介する前に…。

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小田原競輪の本日の開催レースと予想【2024年8月27日更新】

まずは、勝負予定の方に向け、本日の開催レースをご紹介します。

小田原競輪では、北条早雲杯争奪戦【F1】が、2024年8月24日〜26日の3日間で開催されます。

ただ、実力トップクラスの選手が多いため「レース選びや買い目を作るのが難しい」という方もいるはず。

そんな方のために、管理人が見極めた狙い目レースの予想を公開するので、参考にしてみてください。

【北条早雲杯争奪戦｜4日目10R】

出典：競輪JP

上記の予想は管理人のボクが考えた買い目です。

小田原競輪に限らず、毎日鉄板レースをピックアップして今日の競輪予想を公開しています。

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小田原競輪場は全国屈指の高速バンク

バンク周長	333m
見なし直線距離	36.1m
センター部路面傾斜	35°34′12″
直線部路面傾斜	3°26′1″
ホーム幅員	11.3m
バック幅員	9.0m
センター幅員	7.5m
最高上がりタイム	10.6秒

小田原競輪場は、全国でも珍しい333mバンクの内の一つ。

別名「すりばちバンク」と呼ばれるほどカントがきつく、みなし直線が短いのが特徴です。

そのため、展開が動くのが早い高速バンクで、先行ライン・逃げ,早めの捲りを狙う選手に有利と言えます。

ただ、追い込み選手が加速するだけの直線距離は確保されており、圧倒的に逃げが有利というわけではありません。

小田原競輪場で勝負する際は、先行選手を中心に、実力のある追い込み選手も買い目に入れておくと良いです。

小田原競輪場の特徴を10項目で徹底比較！

小田原競輪場は、周長333mの特徴的なバンクです。

そのため、細かい特徴を知らなければ的外れな予想をしてしまう可能性が高いです。

そこで今回は、同じ333mバンクや一般的な400mバンクと比較することで、小田原競輪場の特徴をさらに深堀りしていきたいと思います。

比較する競輪場は以下の5つ。

• 松戸競輪場(333バンク)
• 伊東競輪場(333バンク)
• いわき平競輪場(400バンク)
• 西武園競輪場(400バンク)
• 岸和田競輪場(400バンク)

続いて、特徴を押さえるにあたって比較する項目は、以下の10個。

上記を押さえておけば、小田原競輪場の特徴を完璧に掴むことができます。

それでは、1つずつ説明していきましょう。

みなし直線は短い

みなし直線とは、第4コーナーの立ちあがりからゴールまでの直線距離。

最後決着がつく場所であり、長さによって、レース展開が変わります。

小田原競輪場のみなし直線の長さは･･･

全国にある競輪場の内、最も短いです。

みなし直線が短いと、最後の直線で後方の選手が加速する前に、先にゴールすることが可能。

そのため、早めに捲りを仕掛ける選手や、先行して逃げを狙う選手が有利になります。

加えて、最後の直線にいかに良い位置で入るかが勝負の分かれ目。

よって、残り半周地点で先頭にいることを表す、B回数が多い選手も活躍するでしょう。

カントはきつい

カントとは、直線部分とコーナー部分についている傾斜のこと。

落車などの事故を防ぐためや、選手がスピードを落とさないようにするために設置されています。

このカントもみなし直線と同様に、レースに大きな影響を与える要素。

小田原競輪場のカントは･･･

カントがきついです。

カントがきついバンクは、角度を活かして外側から加速することができるので、後方からの仕掛けが決まりやすいのが特徴。

そのため、捲りや差しに有利です。

ただ、直線からカーブにかけての角度がかなり急なため、コーナーに差し掛かるところでの捲りは決まりにくい傾向があります。

仕掛けるタイミングが重要なので、走り慣れている地元選手や経験豊富な選手が有利と言えるでしょう。

コース幅は平均的

コース幅とは、バンク内で選手が走行できる走路の幅のこと。

一般的に、コース幅が狭いと選手がブロックした際に事故が起こりやすく、広ければ外側の選手が仕掛けやすくなります。

小田原競輪場のコース幅は･･･

平均的です。

そのため、外側からの仕掛けが決まりづらいといったこともありません。

よって、コース幅による有利不利はないと考えておきましょう。

小田原競輪場で勝負する際は、みなし直線やカントの特徴を重視して、勝負するようにしてください。

1着は捲りが決まりやすい

決まり手とは、選手がどのような戦略を用いて1・2着に入ったか。

競輪における決まり手は、以下の4つです。

• 逃げ
• 捲り
• 差し
• マーク(2着のみ)

まずは、1着の決まり手を比較して、小田原競輪場の特徴を深堀りします。

最初に、全国平均の決まり手の割合を見てみましょう。

半分以上のレースが差しで決まっています。

続いて、小田原競輪場と他の400mバンクを比較した結果がこちらです。

※対象期間：2023年1月〜2023年12月

他の競輪場と比較すると、捲りが多いです。

周長が短いことやみなし直線が短いため、早めの捲りが決まりやすいことが理由でしょう。

ただ、同じ333バンクと比較すると、追い込み選手がそれほど不利ではないことが分かります。

そのため、先行選手の優先度を上げつつも、差しが上手い選手も買い目には入れておきましょう。

2着の決まり手は逃げが多い

続いて2着の決まり手を見てみましょう。

小田原競輪場と他の競輪場の2着決まり手を比較すると･･･

※対象期間：2023年1月〜2023年12月

他の競輪場と比較すると、特に逃げが多いことが分かります。

そのため、逃げを狙う選手が早めに捲くられたしても、そのまま逃げ残り2着に来るという展開が多いでしょう。

よって、小田原競輪場は、先行選手や捲りを得意とする選手を軸に選ぶようにしてください。

車番は1番車が有利

競輪は、スタート後に有利なポジションにつきやすい内枠が有利とされています。

ただ、バンクの作りによって、車番ごとの成績は様々。

そこで、小田原競輪場の車番別成績を他の400mバンクと比較してみましょう。

※対象期間：2014年1月〜2024年4月

小田原競輪場で最も勝率の高いのは、1番車。

展開が早く動く小田原競輪場は、序盤のポジション取りが重要なため、スタート後に有利な位置に最短でいけるのが理由でしょう。

ただ、それ以外の番車を見ると、勝率に差はありません。

そのため、1番車の優先度を上げつつ、他の車番はそれほど気にしなくて良いです。

出目は1−5−7が出やすい

出目データを見ることで、買い目を構成する際の参考にすることができます。

小田原競輪場は、どういった出目が出やすい傾向にあるのでしょうか。

今回は、3連単の出目ランキングを他の競輪場と比較しながら見てみましょう。

※対象期間：2014年1月〜2024年4月

小田原競輪場で最も出やすい出目は「1-5-7」。

全体的には、1,5,7番車が絡んだ出目が多いです。

そのため、買い目作りに迷った際は、1,5,7番車の優先度を上げると良いでしょう。

ただ、小田原競輪場は、1車番以外の車番による有利不利はあまりありません。

出目を参考にするのは、あくまで最終手段として考えておいてください。

脚質は逃と相性が良い

バンクの特性や決まり手の傾向から、競輪場ごとに脚質の相性は異なります。

そこで、小田原競輪場と相性の良い脚質をご紹介します。

他の競輪場とも比較するので、ぜひ参考にしてください。

小田原競輪場と最も相性の良い脚質は「逃」です。

バンクの特性上、先行選手が有利な小田原競輪場。

加えて、決まり手の割合を見ると捲りで決まったレースが多いため、脚質が「逃」かつ捲りを得意とする選手が活躍しやすいでしょう。

小田原競輪場で勝負する際は、脚質と合わせて捲りの回数も必ずチェックするようにしてください。

レースはやや荒れやすい

競輪場ごとの平均配当を調べることで、レースが荒れやすいか荒れにくいかが分かります。

それでは小田原競輪場と他の競輪場の平均配当を比較してみましょう。

※対象期間2014年1月〜2024年4月

小田原競輪場の平均配当は、高いです。

どの車券の配当も高いため、思わぬ選手が車券に絡んだり、想定外の着順で決着することが多い傾向があります。

よって、買い目の幅を広げ、流しやボックスで勝負するのがおすすめです。

天候の影響を受けやすい

競輪はほとんどのレースが屋外で行われるため、天気の影響を受けやすいです。

特に雨や風の影響を受けやすく、競輪場がある場所によっては天気の影響でレースが荒れることが多くなります。

それでは、天候を比較してみましょう。

雨の影響を受けやすい

まずは雨の影響から。

小田原競輪場と相性の良い選手をご紹介！

先行選手や捲りを得意とする選手が有利な小田原競輪場。

ただ、一般的に競輪は差しが有利とされているため、脚質だけで選手を絞りきれないということもあるでしょう。

そこで今回は、小田原競輪場と相性の良い選手をご紹介します。

特に相性の良い選手は、松井宏佑選手です。

脚質が逃げなうえ、逃げ・捲りを得意としているため、小田原競輪場との相性は抜群。

そのうえ、ホームバンクは違いますが地元選手のため、仕掛けるタイミングも掴んでいます。

2021年には、小田原競輪場の記念競輪「北条早雲杯争奪戦」を制覇。

わずかデビューから3年でG3優勝を成し遂げました。

よって、松井宏佑選手が出場するレースは要チェック。

小田原競輪場の特性を理解しているうえ、実力もあるので、活躍すること間違いなしです。

小田原競輪場の特徴まとめ

今回紹介した小田原競輪場の主な特徴は以下の通り。

小田原競輪場は、全国的に珍しい333バンクの内の一つ。

みなし直線が短い・カントがきついため、先行選手有利な競輪場です。

その他、上記を参考にすれば、小田原競輪場での勝率が上がること間違いなしです。