全国43ヶ所に配置されている競輪場は、それぞれに違った特徴を持ちます。

そのため、個々の特徴を抑えていなければ、的外れな予想をしてしまう可能性も･･･

そこで今回は、伊東温泉競輪場のバンク特性・データ・相性の良い選手をご紹介！

伊東競輪場で勝負予定の方は、ぜひ参考にして下さい。

伊東競輪場の本日の開催レースと予想【2024年9月8日更新】

まずは、勝負予定の方に向け、本日の開催レースをご紹介します。

伊東競輪では、競輪公式投票CTC杯【F1】が、2024年9月8日〜10日の3日間で開催されます。

ただ、実力トップクラスの選手が多いため「レース選びや買い目を作るのが難しい」という方もいるはず。

そんな方のために、管理人が見極めた狙い目レースの予想を公開するので、参考にしてみてください。

【競輪公式投票CTC杯｜3日目11R】

出典：競輪JP

上記の予想は管理人のボクが考えた買い目です。

伊東競輪に限らず、毎日鉄板レースをピックアップして今日の競輪予想を公開しています。

さらに「もっと予想が欲しい」という方に向けて、伊東競輪で結果を残している無料の競輪予想サイトTOP3をご紹介！

伊東競輪の開催に合わせて必ず予想が公開されるとは限りませんが、公開されたら激アツです。

この機会にぜひ、活用してみてください。

伊東競輪場は400mバンクに近い333mバンク

バンク周長	333m
見なし直線距離	46.6m
センター部路面傾斜	34°41′9″
直線部路面傾斜	3°26′1″
ホーム幅員	11.0m
バック幅員	9.3m
センター幅員	7.8m
最高上がりタイム	9.0秒

伊東競輪場は、全国でも珍しい333mバンクの1つ。

ただ、みなし直線が長いことから、400mバンクに近いと言われています。

そのうえ、カントもきついので後方選手が加速しやすく、追い込み選手にも勝機があるのが特徴。

一般的に333ｍバンクは、先行選手有利とされていますが、伊東競輪場はどの決まり手も決まりやすいです。

加えて、平成7年に全面改修が行われたことから、走りやすくクセのないバンクになりました。

そのため、伊東競輪場で勝負する際は、競走得点や決まり手の回数を重視して買い目を作ると良いでしょう。

伊東競輪場の特徴を10項目で徹底比較！

伊東競輪場は、周長333mの珍しいバンクです。

そのため、細かい特徴を知らなければ的外れな予想をしてしまう可能性が高いです。

そこで今回は、同じ333mバンクや一般的な400mバンクと比較することで、伊東競輪場の特徴をさらに深堀りしていきたいと思います。

比較する競輪場は以下の5つ。

• 松戸競輪場(333バンク)
• 小田原競輪場(333バンク)
• いわき平競輪場(400バンク)
• 西武園競輪場(400バンク)
• 岸和田競輪場(400バンク)

続いて、特徴を押さえるにあたって比較する項目は、以下の10個。

上記を押さえておけば、伊東競輪場の特徴を完璧に掴むことができます。

それでは、1つずつ説明していきましょう。

みなし直線はやや短い

みなし直線とは、第4コーナーの立ちあがりからゴールまでの直線距離。

最後決着がつく場所であり、長さによって、レース展開が変わります。

伊東競輪場のみなし直線の長さは･･･

全国平均と比べると、やや短いです。

ただ、同じ333mバンクと比較すると、長いことが分かります。

みなし直線が長いと、最後の直線で加速することができるので、捲りや差しが決まりやすいことが特徴。

そのため、先行有利な333ｍバンクですが、伊東競輪場は追い込み選手の仕掛けも決まりやすいです。

どの決まり手も決まりやすく走りやすいので、地元選手かどうかは関係なく、実力がそのまま反映されやすいと頭に入れておきましょう。

カントはきつい

カントとは、直線部分とコーナー部分についている傾斜のこと。

落車などの事故を防ぐためや、選手がスピードを落とさないようにするために設置されています。

このカントもみなし直線と同様に、レースに大きな影響を与える要素。

伊東競輪場のカントは･･･

カントがきついです。

カントがきついバンクは、角度を活かして外側から加速することができるので、後方からの仕掛けが決まりやすいのが特徴。

そのうえ、333mバンクで展開が動くのが早いため、第1コーナーからの早めの捲りなどが有効です。

よって、伊東競輪場で勝負する際は、脚質が逃げで捲りを得意とする選手の優先度を上げると良いでしょう。

コース幅は平均的

コース幅とは、バンク内で選手が走行できる走路の幅のこと。

一般的に、コース幅が狭いと選手がブロックした際に事故が起こりやすく、広ければ外側の選手が仕掛けやすくなります。

伊東競輪場のコース幅は･･･

平均的です。

そのため、外側からの仕掛けが決まりづらいといったこともありません。

よって、コース幅による有利不利はないです。

伊東競輪場で勝負する際は、みなし直線やカントの特徴を重視して、勝負するようにしてください。

1着の決まり手は逃げ・捲りが多い

決まり手とは、選手がどのような戦略を用いて1・2着に入ったか。

競輪における決まり手は、以下の4つです。

• 逃げ
• 捲り
• 差し
• マーク(2着のみ)

まずは、1着の決まり手を比較して、伊東競輪場の特徴を深堀りします。

最初に、全国平均の決まり手の割合を見てみましょう。

半分以上のレースが差しで決まっています。

続いて、伊東競輪場と他の400mバンクを比較した結果がこちらです。

※対象期間：2023年1月〜2023年12月

他の競輪場と比較すると、捲りが多いです。

みなし直線が他の333mバンクよりも長く、カントがきついため、捲りが決まりやすい作りになっていることが理由でしょう。

ただ、他の333mバンクと同様、逃げが決まりやすいという傾向は変わりません。

そのため、捲りが上手い選手を軸にしつつ、逃げを狙う選手も買い目に入れるようにしましょう。

2着の決まり手はマークが多い

続いて2着の決まり手を見てみましょう。

伊東競輪場と他の競輪場の2着決まり手を比較すると･･･

※対象期間：2023年1月〜2023年12月

マークが特に多いです。

マークが多いということは、スジ決着が多いということ。

よって、長いラインや競走得点の高い選手が含まれるラインで、1,2着が決まりやすいです。

伊東競輪で勝負する際は、競走得点が高く捲りを得意とする選手が含まれるラインを軸にすると良いでしょう。

車番は内枠が有利

競輪は、スタート後に有利なポジションにつきやすい内枠が有利とされています。

ただ、バンクの作りによって、車番ごとの成績は様々。

そこで、伊東競輪場の車番別成績を他の400mバンクと比較してみましょう。

※対象期間：2014年1月〜2024年4月

伊東競輪場で最も勝率の高いのは、1番車。

続いて、2,3番車の勝率が高く、内枠が勝ちやすい傾向があると分かります。

みなし直線やカントがきつく、後半まで勝負がわからない伊東競輪場は、仕掛けるまでにどれだけ脚をためれるかが重要。

そのため、スタート後に有利な位置に最短でいける内枠が有利となっているのでしょう。

よって、伊東競輪場で選手選びに迷った際は内枠の選手の優先度を上げると良いです。

出目は1−2−3が出やすい

出目データを見ることで、買い目を構成する際の参考にすることができます。

伊東競輪場は、どういった出目が出やすい傾向にあるのでしょうか。

今回は、3連単の出目ランキングを他の競輪場と比較しながら見てみましょう。

※対象期間：2014年1月〜2024年4月

伊東競輪場で最も出やすい出目は「1-2-3」。

全体的には、1,2,3番車の内枠が絡んだ出目が多いです。

車番別成績と同様の傾向があるため、買い目作りに迷った際は、1,2,3番車で買い目を作るのも良いでしょう。

脚質は逃と相性が良い

バンクの特性や決まり手の傾向から、競輪場ごとに脚質の相性は異なります。

そこで、伊東競輪場と相性の良い脚質をご紹介します。

他の競輪場とも比較するので、ぜひ参考にしてください。

伊東競輪場と最も相性の良い脚質は「逃」です。

333バンクの特性上、先行選手が有利な伊東競輪場。

加えて、決まり手の割合を見ると捲りで決まったレースが多いため、脚質が「逃」かつ捲りを得意とする選手が活躍しやすいでしょう。

伊東競輪場で勝負する際は、脚質と合わせて捲りの回数も必ずチェックするようにしてください。

レースはやや荒れにくい

競輪場ごとの平均配当を調べることで、レースが荒れやすいか荒れにくいかが分かります。

それでは伊東競輪場と他の競輪場の平均配当を比較してみましょう。

※対象期間2014年1月〜2024年4月

伊東競輪場の平均配当は、低いです。

そのため、思わぬ選手が車券に絡んだり、想定外の着順で決着することが少ないと言えるでしょう。

よって、買い目を作る際は、点数をしっかり絞って勝負することが重要。

本記事で紹介したポイントを押さえつつ、上位に人気が集まっているレースでは5点以内、人気がばらついているレースでも10点以内に絞ると良いです。

天候の影響を受けにくい

競輪はほとんどのレースが屋外で行われるため、天気の影響を受けやすいです。

特に雨や風の影響を受けやすく、競輪場がある場所によっては天気の影響でレースが荒れることが多くなります。

それでは、天候を比較してみましょう。

伊東競輪場と相性の良い選手をご紹介！

捲りを得意とする選手が有利な伊東競輪場。

ただ、一般的に競輪は差しが有利とされているため、脚質だけで選手を絞りきれないということもあるでしょう。

そこで今回は、伊東競輪場と相性の良い選手をご紹介します。

特に相性の良い選手は、道場晃規選手です。

脚質が逃げなうえ、捲りを得意とする選手のため、伊東競輪場のバンク特性と相性抜群。

本人も伊東競輪場に対し「伊東は一番得意なバンク」とコメントしています。

実績を見ても、伊東競輪場での勝利数が全体の1割以上を占めているほど。

2024年に伊東競輪場で開催された「花と海といで湯賞」に出場した際は、若手ながら決勝まで進出しています。

よって、道場晃規選手が出場するレースは要チェック。

伊東競輪場の特性を理解しているうえ、実力もあるので、活躍すること間違いなしです。

伊東競輪場の特徴まとめ

今回紹介した伊東競輪場の主な特徴は以下の通り。

伊東競輪場は、全国的に珍しい333バンクの内の一つで、先行選手有利な競輪場です。

ただ、みなし直線が333mバンクの中では長く、カントもきついことから、追い込み選手にも勝機があります。

そのため、攻め方関係なくどの選手も走りやすいため、選手の実力が反映されやすいです。

その他、上記を参考にすれば、伊東競輪場での勝率が上がること間違いなしです。