【初心者必見】競輪の基礎知識とルールを紹介!面白さやレースの流れは?
目次
競輪の基礎知識やルールを初心者でも分かるようにご紹介!
どうも。
競輪戦線管理人のボクです。
今回は「競輪の基礎知識やルール」についてご紹介します。
競輪は、競馬や競艇・オートレースと並ぶ、日本で代表される公営競技のひとつです。
ただ、競輪独自のルールやレース展開があるため「競輪に興味があるけれど、ルールがわからず始められない」という方は多いと思います。
この記事を読んでいる方の中にも「始めの一歩を踏み出せずにいる」という方も多いのでは無いでしょうか?
そこで今回は、初心者向けに競輪の歴史や面白さ、実際に勝負するために必要な基礎知識やルールをご紹介します。
最後まで読めば、競輪で勝負するための知識を身に着けられるので、是非最後までお付き合いください!
競輪の歴史と概要について
現在、オリンピックの正式種目にも採用されている日本生まれの自転車競技「ケイリン」。
そのケイリンの基となった競輪は、日本においていつ誕生したのか?その歴史をご紹介します。
競輪の基となる自転車競技は、日本がGHQの統治下にあった戦後間もない頃に誕生。
当時は、東京都の有楽町に設立された「国際スポーツ株式会社」という会社が、復興資金調達を目的に運営していました。
しかし、自転車競技の規模が大きくなるにつれ「国際スポーツ株式会社」だけでは運営が困難になります。
そこで、法律として制定してもらうと国に働きかけ、1943年に「自転車競技法」が施工。
日本において自転車競技が公営競技として正式に認められました。
自転車競技法の施工後、初めて「競輪」として競技が開催されたのは1948年11月20日。
小倉競輪場にてその歴史が始まりました。
かなり古い歴史がある競輪ですが、ギャンブルという位置づけの競技なので、良いイメージを持たない方も多い印象です。
しかし、競輪の売上金の一部は、スポーツ振興や社会福祉の増進、ものづくり産業の発展にも使われています。
実は競輪は、ギャンブルとして一面をもつ傍ら、地域発展にも貢献しているのです。
競輪の面白さとは?他のギャンブルとの違いは?
競馬に比べるとマイナーなイメージがある競輪ですが、実は初心者の方でも気軽に楽しんでいただけるギャンブルです。
そこで、競輪のどんなところに魅力があるのかを知っていただき、楽しむためのポイントをご紹介します。
競輪最大の特徴は、なんといっても”選手自身が走る”ことです。
いや、当たり前だろ!(笑)
というのも、競馬は馬、競艇はモーターボートがレースの行方を左右するので、若干に運要素も入ってきます。
しかし、競輪は選手個人の力がより結果に反映されやすいのが特徴です。
他の競技ではみることができない、鍛え上げられた肉体や最高時速70km/hにもおよぶレースを間近で観戦できるのは大きな魅力と言えるでしょう。
また、競輪は、性格や心理状態、人間関係など、実力以外の要素も大きくレースに影響します。
そのため、選手をとりまく環境や人間ドラマなどを知ることで、更に楽しく勝負することが可能です。
競輪の基礎知識を徹底解説
ここからは、実際に競輪で勝負する際に必要最低限の基礎知識・ルールをご紹介します。
紹介するのは以下の5項目。
- 競輪で使用されている自転車の特徴
- 競輪場のバンク(競争路)は大きく分けて3種類
- 選手のユニフォームは全9種類
- 選手のランクは全部で6階級
- 競輪のレースは6つのグレードに分類
それではひとつひとつご紹介します。
競輪で使用されている自転車の特徴
競輪で使用される自転車を「レーサー」と言います。
重さは、約7~8kg。
レーサーは完全なオーダーメイドで、各選手の特徴に合わせて速く走るためのチューニングが施されています。
速く走るための工夫がなされたレーサーの特徴を見ていきましょう。
- ブレーキ
レーサーにはブレーキがありません。
速く走ることだけを追求しているため、車体の重量を極限まで削っています。
- フレーム
レーサーのフレームは強度がありつつ、しなやかさもあります。
材質は鉄(クロモリ鋼など)を使用。
ビルダーと呼ばれる職人が、1台1台丁寧に手作りをしています。
- 後輪ギア
レーサーは後輪ギアが固定されているので、ペダルが空回りしません。
- ギア倍数
ギア倍数は小さいほど漕ぐ力は軽くなり、短時間でトップスピードに到達しますが、多くのペダルを回転させなければなりません。
一方、ギア倍数が大きいほど漕ぐ力は重くなりますが、少ない回転でトップスピードを維持することができます。
- タイヤ
レーサーのタイヤは、外径675mm、太さ22mで、晴れと雨の兼用。
競争路との接地面を最小限にすることで、摩擦を減らし、速く走るための工夫がなされています。
競輪場のバンク(競争路)は大きく分けて3種類
バンクとは、全国43カ所の競輪場でレースを行うコースのことを指します。
バンク1周あたりの長さは「333m・400m・500m」の3種類。
レース全体では1500~3000mあり、2000mのレースが一般的です。
3種類それぞれの特徴を以下のようにまとめました。
距離 | 特徴 | 場所 |
---|---|---|
333m | バンクの中で最も直線距離が短い。 先行を走る選手の負担が少ないため「逃げ」や「捲り」が決まりやすい。 | 防府・小田原・松戸・伊東・奈良・前橋・富士 |
400m | 一般的なバンク。 距離による決め手に偏りはなく、どの選手でも平等に力を発揮しやすい。 | 青森・武雄・佐世保・いわき平・川崎・平塚・静岡・豊橋・玉野・松山・小倉・別府・函館・取手・弥彦・西武園・京王閣・立川・名古屋・岐阜・大垣・四日市・和歌山・岸和田・松坂・久留米・福井・広島・向日町・小松島・高松 |
500m | 最も直線距離が長いバンク。 先行が不利と言われており「差し・追い込み」が決まりやすい。 | 千葉・高知・熊本・宇都宮・大宮 |
以上のように、それぞれ特徴が異なります。
「前橋は逃げが出やすく、宇都宮は差しがでやすい」など、各競輪場のバンクによって、出やすい決まり手が変わるため、予想をするうえで重要な要素となるでしょう。
選手のユニフォームは全9色
競輪選手のユニフォームは車番ごとに色分けされており、全部で9種類あります。
先頭誘導員および車番別の色分けは、以下のとおりです。
先頭誘導員 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
紺&オレンジ | 白 | 黒 | 赤 | 青 | 黄 | 緑 | オレンジ | ピンク | 紫 |
1~9番まで単色を使うことで、車番の認識がしやすく、混戦の中でも見逃す心配がありません。
また、競輪選手のユニフォームは「勝負服」ともよばれています。
選手の階級は全部で6階級
競輪選手はS級とA級の大きく2クラスに分けられています。
その中でも、S級はS班・1班・2班、A級は1~3班と、計6つの階級に分類。
(参照:http://keirin.jp)
新人選手は、はじめにA級3班に格付けされ、年2回、成績によって各級班の昇降を実施。
A級で3場所連続優勝すると、A級1・2班の選手はS級2班に、A級3班の選手はA級2班にそれぞれ特別昇級・昇班します。
また、階級によってレースで得られる賞金額が違うという点も重要です。
S級であれば、最下位でもA級の1着と同等以上の賞金を得られる仕組みになっているため、A級の選手は勝率を上げてS級を目指します。
競輪のレースは6つのグレードに分類
競輪のレースは6段階のグレードにランク分けされています。
グレード | 概要 |
---|---|
GP | 1年の総決算であり、その年の最高峰のレース。 G1の優勝者と年間の獲得賞金ランキング上位者を合わせた9人で戦います。 優勝賞金は1億円。 |
G1 | GPに次いでグレードが高いレース。 S級上位の選手が参加します。 優勝者はGP出場権を得ることができます。 |
G2 | G1に次ぐレース。 G1・G2は選考基準に基づいて選出された選手のみが出場できます。 |
G3 | 各競輪場の開設を記念して、年に1回4日間開催されるレース。 |
F1 | S級A級の選手が出走するレース。 グレードの昇級を目指す選手たちが熱いバトルを繰り広げます。 |
F2 | 1年を通じて最も開催が多いレース。 S級への昇級を目指し、A級の選手がレースを展開します。 |
以上のように、競輪のレースはグレード分けされており、グレードが高いほど賞金が多く、上位の選手が出走するため、注目度が高くなります。
年に1度のGP出場のために競い合う、選手たちの熱い戦いは見ものです。
自分の好きな選手が成長していく過程を見守ることも競輪の醍醐味でしょう。
競輪のレースの流れについて
競輪は7つの流れに沿ってレースが進められます。
今回は、実際の競輪はどのような流れで進んでいくのかをご紹介しましょう。
競輪は1日に10~12レース行われますが、一つ一つのレースは、おおまかに次のような順番で進みます。
- 「顔見せ」
- 「投票」
- 「投票締め切り」
- 「レーススタート」
- 「青板(あおばん)・赤板(あかばん)」
- 「打鐘(ジャン)」
- 「ゴール・決定」
それでは詳しくご紹介します。
競輪レースの流れ1「顔見せ」
前のレースが終了すると同時に、次のレースに出走する選手がバンクを2周ほど周回します。
これが顔見せ(脚見せ)です。
選手たちは実際のレースを想定し、ラインごとに並んで走りますので、その並びを参考に、どんなレース展開になるのかを予想します。
気合の入っている選手、脚の筋肉にハリがある選手なども、要マークかもしれません。
顔見せから投票締め切りまでは20~30分ありますので、出走表や予想紙を眺めながら、どのラインが一番有利にレースを運びそうか考えていきます。
競輪レースの流れ2「投票」
どの選手に投票するかが決まったら、いよいよ投票窓口へ行き車券を購入しましょう。
競輪の賭式は、全部で7種類です。
枠番2連勝単式(2枠単) | 枠番で1・2着を着順どおりに予想し、的中させる |
---|---|
枠番2連勝複式(2枠複) | 枠番で着順にかかわらず1~2着を予想し、的中させる |
車番2連勝単式(2車単) | 車番で1・2着を着順どおりに予想し、的中させる |
車番2連勝複式(2車複) | 車番で着順にかかわらず1~2着を予想し、的中させる |
車番3連勝単式(3連単) | 車番で1・2・3着を着順どおりに予想し、的中させる |
車番3連勝複式(3連複) | 車番で着順にかかわらず1~3着を予想し、的中させる |
拡大2連勝複式(ワイド) | 車番で1~3着内の2車を予想し、的中させる |
競輪場の場合には、備え付けのマークカード(下図)に必要事項を記入して、投票窓口へ提出してください。
(最近では、自動販売機も増えてきています)
マークカードが機械に読み取られると、投票に必要な金額が提示されますので、間違っていないか確認して、お金を支払います。
マークカードの書き方(例)
- 投票するレースの競輪場を塗りつぶします
- 投票する賭式を塗りつぶします
- レース番号を塗りつぶします
- 1着、2着、(3連単/3連複の場合は3着)を塗りつぶします
- 投票する金額を塗りつぶします
- 投票を間違えてしまった場合には、取り消したい行を塗りつぶします
インターネット投票の場合には、ガイダンスに従って車番と金額を入力していきます。
(あらかじめ、専用口座へ入金を済ませておいてください)
競輪レースの流れ3「投票締め切り」
競輪場の場合には、締め切り5分前になると、場内アナウンスが流れ、BGMも徐々にテンポアップしていきます。
大きなレースですと、締め切り直前は、投票窓口に行列ができてしまうので、なるべく早めに投票しましょう。
締め切りになると窓口はクローズされ、まもなく、出走する選手が入場となります。
競輪レースの流れ4「レーススタート」
入場曲とともに敢闘門とよばれるゲートから選手が登場し、スタート地点へ向かいます。
多くの選手にとって、敢闘門をくぐるときが最も気合いが入る瞬間です。
発走台に自転車をセットし、選手全員の準備が整うと、ファンファーレが鳴り、いよいよレーススタート。
係員の号砲とともに、発走台からゆっくりと選手が飛び出し、位置取り(駆け引き)が開始されます。
競輪は、スタートからラスト1周半までの間は、先頭誘導員(地元の競輪場に所属するレースに出場しない選手)が先頭を走ります。
選手たちは体力を温存するため前の選手を風よけにしますが、一番先頭の選手は風圧を受け続けてしまい、不利になるため、先頭誘導員が風よけとなってくれるのです。
また、先頭誘導員は、選手同士が過度にけん制しあって、レースが著しくペースダウンしないよう、ペースメーカーの役割も担っています。
競輪レースの流れ5「青板(あおばん)・赤板(あかばん)」
各ラインは、最初の1周でおおよそ完成し残り3周のことを青板(あおばん)。
残り2周のことを赤板(あかばん)といいます。
ゴール前に設置された周回数を示すボードが、残り3周は青色、2周は赤色になっていることから、そう呼ばれています。
青板~赤板の間で、一列に並んでいた選手の隊列が徐々に変化しはじめ、緊張感が高まっていきます。
競輪レースの流れ6「打鐘(ジャン)」
残り1周半になると、先頭誘導員がコースアウト。
そして、係員が打鐘。
この鐘は、ジャン、ジャン・・・と音がなるので、ジャンとも呼ばれています。
競輪レースの流れ7「ゴール・決定」
最終4コーナーを通過すると、選手たちは1着を目指して横一線に広がり、ゴール線に突入。
競輪は、複数人が同じタイミングでゴール線を通過することも多く、その場合には写真判定に持ち込まれます。
審判団がゴール前の写真を確認し、着順が確定します。
場内アナウンスで着順と払戻金が発表され、レース終了となります。
失格・反則行為について
競輪には、細かなルールがたくさんありますが、ここではレース中の主な失格・反則行為について、まとめます。
- 過度な牽制や暴走行為をした場合
- 不注意により、相手を落車(故障)させたり、自分が落車(故障)した場合
- 他の選手を内側から追い抜いてしまった場合
- 他の選手を横から押してしまった場合
- 走路を斜行したり、蛇行した場合
- コースではない内側の走路を長時間走行した場合
- 先頭の選手が走路中央にあるイエローラインの外側を走行した場合
- 先頭誘導員を退避前に追い抜いてしまった、または妨害した場合
レース中に違反行為を起こした選手には、違反行為の重大さに応じて、違反点数が科せられます。
失格 | 30点 |
---|---|
重大走行注意 | 10点 |
走行注意 | 2点 |
この違反点数は4ヵ月ごと(1月~4月、5月~8月、9月~12月)に集計。
累計90点以上になると、静岡県伊豆市の日本競輪選手養成所で5泊6日の特別指導訓練を受けなければなりません。
また、直近4ヵ月の累積が120点以上で1ヵ月、150点で2ヵ月、180点で3ヵ月のあっせん停止処分となります。
※あっせん停止とは、期間中レースに出場する機会が一切与えられない、とても重い処分です
車券はどこで購入できるのか?
車券の購入窓口は次の通りとなります。
- 全国43ヶ所にある競輪場
- 全国約70ヶ所の場外車券売り場
- インターネット投票
- 電話投票(プッシュホン)
レースの臨場感を味わっていただくため、実際に競輪場へ足を運んで欲しいのですが、ご自宅でも競輪を楽しむことができます。
なお、インターネット投票や電話投票をする場合には、登録手続きや口座開設が必要となるので注意してください。
コロナウィルスがまん延している現代では、外出せずに競輪で勝負したいという方も多いと思います。
そんな方は競輪戦線がまとめているおすすめネット投票ランキングを参考にインターネットを利用して勝負してみてください!
レース結果はどこで見られる
当日に開催されたレース結果は、競輪場内のモニターや掲示板に結果が貼り出されます。
なお、的中した車券は60日以内であれば、全国の競輪場や場外車券売り場で払い戻しを受け取ることが可能。
例えば、競輪場でレース観戦中に急用ができてしまっても大丈夫です。
また、競輪の公式WebサイトKEIRIN.jpは、全国のレース結果が即時アップされるので、積極的に活用しましょう。
競輪の基礎知識とルールを知らなくても稼げる"裏技"をご紹介!!
今回は、競輪のルールや基礎知識についてご紹介しました。
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